アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「「世界がどう変わろうと、これきり離れるものか」」

普通にOPが流れて最終回スタート。
コルデリアの愛情を自分達だけのものにしようと、ヴィクトリカを殺そうとするブライアンだったが、うっかり崖下へ転落して大怪我を負う
その後、辛うじて船にまでは辿りつくが、そこで死亡。え、そんな退場の仕方……?
その片割れはコルデリアと共に火の海に消える。

船上でロジェから久城が書いた手紙を渡されたヴィクトリカは日本へと渡る。追手の目を誤魔化すため、銀髪にしたようなのだが、これがよく判らない。意図的に染めたのか?
ショックで銀髪になったって話も見るが。つーか、原作はもっと悲惨とか何とか。

あれよあれよという間にEDが流れ出して、終了ムード。てっきり最後は久城とヴィクトリカが再会して、最後の謎解きに挑むんだとばかり……。

久城家で厄介になりながら、久城の帰還を待つヴィクトリカ。久城死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしたわ。
アブリルは最後まで貧乏籤だったでござる。

って、文庫最終巻、まだ出てねーじゃん。結構端折られてそうだな。

総評

そんなわけで富士ミスの廃刊から不死鳥のごとく蘇った、混沌の欠片を再構成する『GOSICK -ゴシック-』全24話+特番1回でした。
流石ボンズ、安定したクオリティ。
とはいえ、安定しているだけで、そこまで面白かったかなって印象なんだよな。時折盛り上がりどころがあったとは思うんだけど……。
ひとつ言えることはラノベ原作じゃなければ、切っていたレベルということだ。
好きな人は好きなんだろうな、こういう雰囲気が。
いや、ヴィクトリカは可愛かったですよ。

尺としてはこんなものかなぁ。駆け足気味だった気もするけど、ゆっくりやる必要があるのかという気もするし……。
後番は『ダンタリアンの書架』。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」

後番組リンク
ダンタリアンの書架 序章 ~共犯者たちの証言~

GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐

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「炎よ燃えろ。燃えて、あの娘の未来を━━━━照らし出せ…………!!」

ヴィクトリカの力をその手に収めたブロワ侯爵はジュピター・ロジェの秘密を暴き、彼を追い詰める。
そこへ颯爽と久城が現れて……と思ったら、普通に日本へ強制送還されちゃってたでござる。

その後、彼は軍に入り、今は北の地に居るそうです。軍に入ったからか、頭は丸坊主に。
ヴィクトリカとの絆であるペンダントを上官に見咎められ、フルボッコにされるシーンは普通に学校の教材ビデオとかにありそうなノリでした。
今回、久城の出番、ここだけなんだけど、これ、ちゃんと戻ってこれるの?

ブロワ侯爵は実権を握り、いよいよソヴュールの首相となる。しかし、その式典にコルデリアが乱入。
2人は壮絶な死闘を繰り広げる。ここだけバトルアニメ。
みゆきちの演技力と本編から直接EDへ雪崩れ込む演出のお陰で、まさしくクライマックスです。

って、これ本当に次で終われるの?ブライアンまで自分の思惑で動きだしちゃってるんですけど……。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第22話「クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る」
最終話「死神の肩越しに永遠をみる」

GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)
GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)

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「これでさよならなんかじゃないから!絶対離れたりなんかしないから!!」

原作8巻、9巻『神々の黄昏』編に突入。上下巻分冊の最終章を3話で終わらせるとか、相当なパワープレイなのでは……。

学園ではクリスマスパーティーが行われていた。久城とヴィクトリカも仮装して、参加することに。
仮装した2人は学園の生徒達は受け入れてくれる。というか、仮装しただけで、こうも態度が変わるものなのか。
学校生活のシーンが少ないから、どれくらい久城が拒絶されてるのか、よく理解らないんだよなぁ。

久城とヴィクトリカのイチャイチャっぷりが周囲を寄せ付けないレベルと化しつつあるが、幸せな時間は長くは続かない。
戦争の兆しが見え始め、久城は強制送還されそうになる。

ブロワ伯爵はそんな久城をヴィクトリカを動かすための餌として利用としているようだが……。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第21話「聖夜の鐘は刻を追いたてる」
第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」

GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)
GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)

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「これは東洋の呪いだ」
「お経だよ!」

『薔薇色の人生』編クライマックス……か?謎が段階的に解けていく構成がちょっと面白かったですね。
ゾフィーさんはお芝居を見ている間、誰に対して解説してたんだw
視聴者に対する説明なんだろうけど、もうちょっと上手い方法はなかったのか……。

ラストでは実は生きていたココ・ローズと出会うことになる久城とヴィクトリカだったが、そもそも何で遭遇したんだろう。

で、2人居るブライアン・ロスコー。その辺はよく理解らないまま終了しましたが。
って、もう後3回しかないのか。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第20話「ファントムの幽霊に導かれる」
第22話「クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る」

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)

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「謎を解け。生きるために、力を見せろ」

サブタイの「幽霊」は「ファントム」と読みます。
さて、セシル先生からヴィクトリカがソヴレムにやって来ていることを知った久城は彼女を探して駆け回る。
って、セシル先生、トランクから飛び出て来るとか凄ぇw

で、ブライアンが2人居るように見えたんだが、俺の理解力が足りないだけなの?
次回も『薔薇色の人生』編みたいだけど、尺大丈夫なのか。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

エピソードリンク
第19話「薔薇色の人生は新雪に埋もれる」
第21話「聖夜の鐘は刻を追いたてる」

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)

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「もうすぐ2度目の嵐が来る。今こそ力を見せるときだ。私の娘……私の魂よ━━」

角川文庫初出の原作第7巻『薔薇色の人生』編に突入。ここからは原作を知りません。まぁ、読んだことあっても忘れてるんだが。

今回はコルデリア視点のシーンが多めか。ヴィクトリカの出産シーンがえらくハジケていた件。
両手両足を鎖に繋がれた状態で出産ってアンタ……。

一方、挿入曲を使った華やかなショーのシーンもあったりで。
結局、ブライアンはコルデリアの何なのか。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
第18話「漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ」
第20話「ファントムの幽霊に導かれる」

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)

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「どうやら、とんでもない舞踏会に紛れこんでしまったようだな」

原作6巻『仮面舞踏会の夜』編突入と思ったら、まさかの1話完結だったでござる。
いや、流石に薄いとはいえ、1話で終わるような内容ではなかったと思うのだが……。うーむ。

ラストの久城とヴィクトリカの射撃シーンは何だか別のアニメみたいだったな。
さあ、次回からはいよいよ富士ミス組には未知の領域ですよ……!まぁ、今までも原作忘れていたから、似たようなもんだったが(ぉ

燃:B- 萌:A 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
第17話「螺旋の迷宮にその箱はねむる」
第19話「薔薇色の人生は新雪に埋もれる」

GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜 (富士見ミステリー文庫)
GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜 (富士見ミステリー文庫)

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「これからも守ってくれたまえよ」
「ああ!」

『ベルゼブブの頭蓋』編後編。って2回で終わるんかい。まぁ、原作も元々そんな分厚くなかったと思うけども。

ヴィクトリカの「いくな、いくな久城!中は危険だ!」がエロい台詞に聞こえた俺は著しく正常。

水門が開かれ、水没しつつあるベルゼブブの頭蓋から脱出する久城とヴィクトリカ。ここで2ndEDのBGMが流れて、テンション上がらざるを得ない。そのままEDへと流れ込めばいいものを、何故一旦停止させたし。

今回の事件の謎は解けないままだったけど、次のエピソードで解答されるんだっけ?

ところで、文庫版図書館戦争のCMがやってるんだけど、ナレーションって井上麻里奈さんかな?

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A

エピソードリンク
第16話「落下するマリアは蠅の頭をもつ」
第18話「漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ」

GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)
GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)

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「でも、ちゃんと見付けただろ?」

原作5巻『ベルゼブブの頭蓋』編に突入。ある日、突然、ベルゼブブの頭蓋へと半ば連れ去られる形で連行されたヴィクトリカを追って、久城もまた、ベルゼブブの頭蓋へ……と言うお話。
そこにはブライアン・ロスコーやコルデリア・ギャロもやって来ていて。

ブロワ警部のドリルって見慣れたからなのか、特別変な髪型に見えるわけでもなくなってきたw

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

エピソードリンク
第15話「二匹の怪物は心をかよわせる」
第17話「螺旋の迷宮にその箱はねむる」

GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)
GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)

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「誰も私を裁けまい!誰も、誰もだ!!」

『愚者を代弁せよ』編クライマックス。開始直後の回想シーンでは、回想の中にヴィクトリカも登場。過去の人物だけのシーンが長時間続くのを嫌ってのことか?

久城はブライアン・ロスコーと接触。彼の意味深な言葉に、これからの不安が高まっていく。
話に連続性が出て来たな。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第14話「意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する」
第16話「落下させるマリアは蠅の頭をもつ」

GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)
GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)