富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D DX.1 転生天使にラブソングを (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

「オパパパ、オッパイイィィィィィンッッ!」

2015年3月の新刊。約2ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
Blu-ray付き限定版は特に興味が無かったのでスルーしました。

遂にドラマガ連載分をまとめた短編集が独立。「DX」は「デラックス」ではなく「ディーエックス」と読みます。勿論「ダブルエックス」ではない。
粗筋は「エロ細胞がトップギア」じゃねーわ、『仮面ライダードライブ』に怒られるぞw
石踏さんが言うには、通常の連載分だけでなく、文庫には収録し難い形式のエピソードも入れていく方針なんだとか。その辺はこれまでもやっていたような……。

表紙はグレイフィアさんか。表紙とサブタイのちぐはぐさよ。いや、今回収録されてるエピソードの中で一番まともなタイトルなのが『転生天使』だから仕方ないんだけど。

ピンナップの美少女メイド誰だよ、と思ったら女体化した木場じゃねーかw
どうせなら男体化したグレモリー眷属のメンバーもイラスト付きで見たかったぜ……。

取り零していた連載分を拾い上げているようで、収録順は連載順とは全然違うものになっている。
取り敢えず判ったのは、何だかアホなトラブルが起きたら大体アザゼル先生の所為ということ。便利だよな、アザゼル先生の設定w
しかし、ただのアホではなく神器の知識がBATSUGUNで超便りになるから困る。

書き下ろしはライザーチームとの再戦。あのときは最終的に部長を取り戻すことは出来たけど、ゲーム自体には負けちゃったんだよな。
ライザーは本当に良いキャラになった。イッセーと超暑苦しいバトルを繰り広げることに。これは感慨深いですね。
このエピソードが描かれたのってアニメでライザーチームの描写がしっかりされていたことも関係あるのかしら。

次は2015年7月に20巻『進路相談のベリアル』、12月に『DX』2巻『マツレ☆龍神少女!』。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ハイスクールD×D19 総選挙のデュランダル(2014/11)
ハイスクールD×D20 進路相談のベリアル(2015/07)
ハイスクールD×D DX.2 マツレ☆龍神少女!(通常版)(2015/12)

アニメ

機動戦士ガンダムUC [MOBILE SUIT GUNDAM UC] 7 (初回限定版) [Blu-ray]

「我々の中に眠る可能性という名の神を信じて━━」

episode6からは1年以上、間を空けて最終話が登場。どれだけ予算をぶっ込んでるかと驚きを隠せないレベルのクオリティ。
MS戦のシーンだけでなく、人物の描写もアホみたいに細かく動く。

いまいちリディの立ち位置が理解らないんだよなぁ。マリーダさんを殺したかと思えば、いつの間にか味方になってるし。バナージも結構あっさりをそれを受け入れてるし。

サイコフレームのオーバーロード演出は何だか『蒼穹のファフナー』の同化現象みたいになってましたね。

最後の方はどんどんシーンが観念的な映像になってきて、どこまでが本当に起きていることなのか判らなくなってきたw

ネオジオングとの決戦は途中からユニコーンが素手で相手をがっつんがっつん殴るというガンダムファイトみたいな流れになって吹いた。
それにしてもメカの破壊描写のクオリティが尋常じゃねぇw

最後にはちょろっとだけアムロ、シャア、ララァも登場して、まさに最終回といった感じ。

総評

そんなわけで小説が原作の宇宙世紀ガンダム『機動戦士ガンダムUC』全7話、これにてフィナーレ。
宇宙世紀のことをロクに知らない俺でも映像の美しさで堪能出来る凄い作品でした。
宇宙世紀に精通していれば更にメチャンコ面白かったんだろうな。

後は主題歌がシリーズ通して固定の方が良かったかなーと思わないでもない。『ガンダムUC』の歌と言われたときに何も思い出せないw

燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
episode6「宇宙と地球と」

シリーズリンク
機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096 第1話「96年目の出発」

富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク (6) (富士見ファンタジア文庫)
著:賀東 招二 イラスト:なかじま ゆか

「まああれだろん?真面目そうな女の子三人がかわいく『パッフ』を連呼するから、それで興奮してるんだろん?」

最低かw
2015年4月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。
表紙は4大精霊の皆さん。意外や意外、今まで表紙に出て来てなかったんだな。こんなに映えるビジュアルなのに。
シルフィーのポーズどうなってんだw

イラスト協力に甘ブリ再生委員会の名前がクレジットされているのはどういうことだろう。一部のキャストはアニメのデザインが先行してるとか、そういう理由かしら。

さて、今回は久し振りに長編です。世界的マスコット、デジマーランドのマッキーの登場で甘ブリの未来が大きく揺らぐ。
時を同じくして、西也の魔法は進化を始め……。

進化した魔法の代償、再び姿を現した栗栖と、久し振りに緊張感のある展開で、西也が追い詰められていく様で、『フルメタル・パニック!』を読んでいたときの感覚を思い出したぜ。

キャスト達のアフターの飲み会のシーンを見開き挿絵で描いているのが面白い。昨今のラノベは見開き挿絵がどんどん増えてきてるけど、こんな日常シーンを扱ってる作品って、そんなにないんじゃないかな。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #05(2014/10)
甘城ブリリアントパーク #07(2015/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「お前が薄汚いって言ったドラゴンの力、存分に見せてやるさ!!」

徐々に本性を露にしてきたディオドラに闘志を漲らせるイッセー。そんなイッセーは眷属悪魔の女子メンバーから日頃のお礼としてエロいコスプレを披露してもらえるが……。
うーん、露出度が高けりゃ良い、そういうことじゃないんだよなぁ。

サイラオーグさんは昭和のイケメンといった感じですよね。暑苦しいというかうるさいというかw

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第6話「2学期、はじまりました!」
第8話「アーシア、救います!」

富士見ファンタジア文庫

オレと彼女の萌えよペン (3) (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凜 イラスト:秋奈 つかこ

1巻から見ていると生駒先生のおっぱいの成長ぶりが著しいですね。成長期だから何も不自然なことはありません。

そんなわけあるかw
2015年5月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』11巻からは3ヶ月振り。

さて、表紙の茉莉を見ても判るように、今回は水着回、というか修学旅行編。勿論、修学旅行があるからといって、原稿の締め切りが許してもらえるわけもなく、泉と茉莉は旅先にも原稿を持っていって作業をすることに……。

表紙と口絵での茉莉のサービス具合が半端じゃない。ってか、ほぼ茉莉のサービスカットしかない。水着姿エロ可愛いな!興奮せざるを得ない(ぉ
ってか茉莉、もう泉にメロメロじゃないですかー!やだー!しかし、泉の周囲には美少女やら美女やらが増える一方なんだよなぁ。そら穏やかではいられないわ。

今回もラブコメメインで、業界ネタっぽい話は殆ど無し。折角、2chっぽい掲示板3chとか登場したし、もっとその辺突っ込んでも良かったのにな。
あれか、下手に手を出すと大炎上する危険があるから触れないのかw

まだ3巻なのにキャラ数は既に結構増えてるんだよなぁ。まだ暫くは茉莉との関係性にクローズアップしておいてほしい気持ちもある。
ってか、既に茉莉が魅力的で泉の理性がぶっ飛ぶの待ったなしじゃねーかな。
グッときたのでランク上げよう。

ドラマガの連載で脇役にスポットを当てるのかと思いきや、それほどでもないし。
冒頭にキャラ紹介ページが追加されたってことは、やっぱりキャラ数多いって意識はあるんだなw
次は2015年7月に『オタリア』12巻。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
オレと彼女の萌えよペン <2>(2015/01)
オレと彼女の萌えよペン <4>(2015/09)

著者リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編(2015/02)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!12 大学生編(2015/07)

MF文庫J,アニメ

「ユリエは俺が」
「トールは私が」
「「守る!!」」

OPカットで最終回開始。
《死化羽(デストラクション)》を手に入れ、執拗に透流達を狙うKとの最後の戦いが始まる。

何でユリエは暴走モードになった途端、ぱんつ見せまくりになったんだろう。こんなシリアスシーンで、ぱんつ見せられてもなぁ。
暴走状態に陥って慎みが無くなったってことかしら。

通常OPが無かったから、もしかしてと期待したけど、決着シーンでOPが流れて胸熱。出来ればテレビサイズではなくフルくらいの尺でやってほしかったが。

EDは一番最初のユリエのやつか。
最後のエンドカードは原作のイラスト担当の浅葉ゆうさんか。

総評

そんなわけでパートナーとの絆で未来を掴み取る学園バトルアクション、MF文庫J原作『アブソリュート・デュオ』全12話でした。

サテライト製作だけあって、美少女もバトルもそれなりの水準をキープしていて昨今のラノベ原作アニメとしては良い部類に入ると思う。
ちょっと原作読みたくなったわ。

EDを1クール中に3パターンも用意したのは結構な手間だった筈。個人的には2ndEDがポップでキュートで好きですね。
2期はどうだろうなぁ。十分圏内だと思うんだけど。

燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
#11「殺破遊戯/キリング・ゲーム」

アニメ

「ママとあたしを結ぶ夢のキー!」

この親にしてこの娘あり。

きららが憧れの母ステラと競演するステージの開催間近。はるはるとみなみさんは一足早くステージを見学しに行くことに。
きららの歯を見せてニカっと笑うの可愛いよな。

会場にはステラお母さんも来ていて、流れで天ノ川家にお泊りすることに。お父さんはお父さんで超有名な俳優なのか。今回はビジュアルのみ登場。

きららがお母さんに、はるはる達を紹介していたけど、アロマは飼ってないのに寮に居ついている扱いなんだなw
他の寮生も、あの鳥いつも居るな……って思ってるんだろうかw

ステラさんのスキンシップが尋常ではなく、はるはる達にも強烈なハグ。これ、きららが男友達が連れてきても同じことするのかしらん。
スーパーモデルなステラさんだけど、実はプライベートは豪快というかガサツというか。

ボアンヌはネタキャラっぽい外見だったけど、一発キャラじゃなかったのね。
ファッションショー当日は、ゆいも合流。今回はギリハブられなかったか。

今回、トワイライトと共に出撃してくるのはシャット。ステラさんを素体としてゼツボーグを生成。
あれ、素体が1人でも2体生成出来るのか。

何故かステラさんの身体から出て来るミラクルドレスアップキー、シューティングスター。名前長ぇw
アロマ曰く、親子の絆に引き寄せられたらしいけど、何でお母さんから生まれたような描写にしたのだろうかw

新技はミーティアハミング。技名の法則性がよく理解らん。キーの名前と同じだったり違ったりと。
今回は、きららセンターの3人同時変身だったのでキーホルダーのカットはフローラのみ有。
つまりトゥインクルのキーホルダーに変身キーとルナの2種がセットされているカットは未公開のまま終わるのか。
今後キーを奪われる展開があったらワンチャンあるかもしれんが。

さあ、トワイライトさん、負けが続いて厳しい時間帯です。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第16話「海への誓い!みなみの大切な宝物!」
第18話「絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?」

CDリンク
Go!プリンセスプリキュア オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・エンゲージ!!

 

特撮

「第2のグローバルフリーズの開幕だ!」

ベルトさんの制止を振り払い、単身、ブレンに接触する進ノ介。やむなく追ってきたベルトさんのお陰で変身は出来たけど、マッハの乱入で海ポチャ。海ポチャ、久し振りに見た気がするなw

特状課に父親が行方不明になったという少年がやって来た。その父は人々の記憶から消えているということで、001の関与を疑う進ノ介達。
またしても熱くなる進ノ介だけど、全ては001の手の内で……。

遂に001の進化態の姿が明らかに。その名はフリーズロイミュード。人の記憶を凍結するという能力。
彼は自身の進化の鍵が進ノ介の感情にあると考えているようで。ハートもまた、進化のための感情を持っている人間に心当たりがあるようだが……?
チェイスはロイミュードの言う約束の数の意味に気付いたようだけど……。

001が進ノ介の父を殺したのは、彼に記憶操作が効かなかったかららしい。特異体質なのか、はたまた何か理由があるのか。
息子である進ノ介にも効かなかった記憶操作。しかし、純粋に強さで勝負にならないという。

次回予告はいつもとちょっと違い、進ノ介が殉職するような雰囲気に。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第30話「真犯人を語るのはだれか」
・第32話「進化の果てに待つものはなにか」

特撮

「正々堂々、忍ぶどころか暴れることを誓います!」

凪と風花が街で貰ってきたチラシに書かれていたイベントのお報せ。それは忍者運動会開催のお報せだった。早速、参加することにした天晴達だったが、それは牙鬼軍団の新幹部、晦正影(つごもり・まさかげ)の罠で……。

この正影は牙鬼軍団の家老兼軍師ということで、蛾媚とは真逆の頭脳派タイプ。策に遊び心を仕込むというのが信条のようだけど、あっ、これ遊び心を仕込み過ぎて自滅するパターンですわ。
キャストは中尾隆聖さんということでエージェント・アブレラやないですか。

運動会では、選手宣誓の段階から天晴達以外の忍者は忍んでいてワロタ
他の忍者達との交流が描かれるのかと思ったら、全然そんなことなかったんだぜ。

キンジの持っていた写真に写っていたのは妖怪ハンターだった父と兄だそうで。2人は妖怪に倒されたらしいけど、実は生きてました展開あるかな?

正影はスパイクを素体として妖怪ヤマワラワを生み出した。見た目もノリもうるさい妖怪だな……。
蛾媚は特に気にしてなかったみたいだけど、正影は九衛門が元々は牙鬼軍団に居なかったことを指摘。
そうか、九衛門が昔から軍団に居なかったのなら、彼の目的が何なのか判らなくなるんだな。

終わりの手裏剣は何だかんだ言いつつ、やっぱり爺ちゃんが持っているらしい。そんな爺ちゃんが言うには、天空のオトモ忍を手なずけた者がラストニンジャに近付くとか何とか。
玩具バレで次のオトモ忍はサーファーマルって判ってるけど、え、天空……?

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
忍びの12「最強決戦!奇跡の合体」
忍びの14「助けてサギにご用心!」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「美智留、お前の周りの世界はお前が思っているより少しだけオタクっぽいんだよ」
「全然ちょっとだけと違うわ!!」

美智留の所属するバンドicy tailのデビュー。そこで美智留は衝撃の事実を知ることになる。
icy tailのメンバーがようやく登場するんだけど、あざといステージ衣装の効果もあり、みんな可愛いな。

美智留が歌うのはキャラソンになるのかと思いきや、まさかの『天元突破グレンラガン』の主題歌『空色デイズ』である。どういう繋がりなんだろう。
後でキャラソンも歌ってたけども。

英梨々達は完全に脇役なんだけど、それにつけても詩羽先輩の黒ストのエロさといったらない。

ラストシーンは1ルートだけ完成した同人ゲームのシーンをそのまま抜き出していて、ゲームのプレイ動画と言われても違和感無いな。
EDは普通にあったんだけど、その後に倫也が不吉な締めをして、英梨々にしばかれていたので草。

ラストエピソードが美智留登場編ってのはどうかと思ったけど、ラストにライブシーンを持ってこれるという意味では良かったのかもしれん。

総評

そんなわけで胸がキュンキュンするようなメインヒロインを生み出すファンタジア文庫原作『冴えない彼女の育てかた』全13話、これにてシナリオクリア。
流石、原作者が全話脚本を書いているだけあって、コレジャナイ感は全く無かったな。

ただA-1 Pictures製作のアニメとしてはハズレ側のような気がしないでもない。放送当時、全然話題になってなくなかったか?作画は安定してたけど。

で、しれっと放送終了から暫くして続編製作が発表されましたね。タイミング的に考えて分割2期だったのかー。

燃:B- 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
#11「伏線回収準備よし」

シリーズリンク
冴ない彼女の育てかた♭ #1「冴えない竜虎の相見えかた」