フルメタル・パニック!アナザー <3>

フルメタル・パニック! アナザー3 (富士見ファンタジア文庫)
原案・監修:賀東 招二 著:大黒 尚人 イラスト:四季童子

『すごい発想ですよね。ネコちゃんのウ〇チからコーヒーを集めるなんて』

だから言うてるやろ!男は何歳になっても、しょうもない下ネタが好きやねん!

2012年3月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はユースフ。また男単独表紙です。賀東さんが押し切ったらしい。いや、英断だと思うよ?

今回も連作短編風味で。アデリーナの抱えるモヤモヤがスッキリするまでが描かれる。
え、もう別カラーリングの〈ブレイズ・レイヴン〉二号機登場すんの!?こういうのって、主人公機がパワーアップしてから出て来るもんじゃないのか……。

シリアス展開は抑え目なのは、今後のシリアスに対する嵐の前の静けさ的なことなのか、それとも今シリーズはそんなにシリアスにするつもりはないのか。
菊乃も捻くれたヤンデレみたいになってきたしな……。

うーむ、ちょっと減速してきたかなぁ。なんだかあんまりモチベーションが上がらないし、もう切りかな。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:B+

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フルメタル・パニック!アナザー <2>(2011/12)

フルメタル・パニック!アナザー <2>

フルメタル・パニック! アナザー2 (富士見ファンタジア文庫)
原案・監修:賀東 招二 著:大黒 尚人 イラスト:四季童子

「だからお兄ちゃん、鯨のお〇んち〇だって言ってるでしょ!!」

男は何歳になっても、しょうもない下ネタが好きやねん!

2011年12月の新刊。約1ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は達哉とシャドウ。ラノベ表紙で男+量産機とかやるじゃない。まぁ、正直『フルメタ』という看板を背負ってる以上、表紙がおっさんだろうが何だろうが売れるとおもうけども。
しかし、正直、先にクララが表紙にきてもおかしくなかったし、達哉頑張ったよな。

さて、主役ASの名前が決定。その名も〈ブレイズ・レイヴン〉。やだ、凄く中二……。片方だけだったら、多分そんなに思わなかったんだろうけど、2つの単語が組み合わさったことで、妙に中二オーラを放つ名前に。

今回のお話は、戦場に近付いていく達哉と日常に近付いていくアデリーナといった感じ。浴衣姿のアデリーナが綺麗ですね。
そんな中、達哉はヤバげな少女、三条菊乃に惚れられてしまう。ヤンデレで、まさかのラブコメ展開か?

前作とは、やたら細かいところでリンクしている。小野Dの「卒業したくても出来なかった奴も居る」ってのは、かなめと宗介のことだろうし、アデリーナが着ていた陣代高校の制服は昔テッサが着ていたものだし。

にしても、まさか『金太の大冒険』とか出て来るとは思わんかったわw
今回も巻末には機体解説が。〈セプター〉が思いの外、格好良くてビックリした。
次は2012年3月。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

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フルメタル・パニック!アナザー <1>(2011/08)
フルメタル・パニック!アナザー <3>(2012/03)

フルメタル・パニック!アナザー <1>

フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)
原案・監修:賀東 招二 著:大黒 尚人 イラスト:四季 童子

「なら、俺がやる。俺がこいつで、あのASを止める!」

ファンタジア文庫2011年8月の新刊。『フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?』と同時発売。
折角広がった『フルメタ』の世界観をこのまま終わらせるのは勿体無い!という編集部の発案で始まった、原作者の賀東さんを原案・監修として、執筆自体は新人が担当という続編。
イラストは四季さんが引き継ぎ。

執筆担当の大黒さんは第22回ファンタジア大賞の最終選考で落ちた「マルタの十字」の人。賀東さんはプッシュしていたらしい。

表紙はヒロインのアデリーナを前面に押し出し、その背後には今度の主役ASの姿が。
『フルメタ』なんだから、別にそこまで美少女押しにせんでも良かった気がするのだが。主人公の達哉も出してあげればいいじゃん。
あ、太股エロいです(ぉ

ちなみに、今回主役ASほぼ出番無しです。具体的に言うと、『機動戦士ガンダムOO』ファーストシーズン最終話のダブルオーガンダムくらいの出番。

口絵でいきなり、クルツとマオの子供が出ていて吹いた。『九死に一生』で言っていた通り、クララって名前になったのね。
パパンから天才的な射撃のセンスを継いだようだが、夫婦仲はアレでナニなことになってるようで。3回離婚したとか、どういうことだよw
今シリーズの劇中で4回目の結婚、最終巻で、また離婚とみたw
いや、そんなこたぁどうでも良い。『フルメタ』で、ようじょ!ようじょ!

内容的には、将来に進路を決めつつある高校3年生、達哉が偶然、PMCに所属する少女アデリーナと出会い、怪我をした彼女の代わりにASに乗り込んで、暴走ASを止めたとこから物語が動き出す……といったもの。
今回はそのPMC、D.O.M.S.の一員として達哉が認められるところまで。
D.O.M.S.って、1回1回丁寧に「ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス」若しくは「ディー・オー・エム・エス」と読まなきゃいかんのだろうか……。
どう考えてもミスリルと関係あるんだけど、その辺はおいおいか。

冒頭では、いきなり陣代高校の教師となったオノDが登場する。既に妻子持ちらしいが、やはり奥さんは恭子なんだろうか。

ごく普通の一般人の少年が偶然ロボットに乗りこんでしまって……っていう導入はベッタベタだからこそ良いよね。

あと、ネットで噂のコレジャナインw
確かに頭部のデザインの残念感が……。

そして最後には主役ASの名前募集の告知が。え、主役機の名前を募集するってマジかよ……。締め切り9/30だから、まだ間に合うぞ!

賀東さんの後書きでは企画立ち上げ時に、あまり売れなくても良いって言われたって書いてたけど、それってファンタジアの層がある程度厚くなってきてるからこそ言えることだ思って良いんだよな?な!
巻末にはASの設定解説ページが。

ってなわけで、これまでの『フルメタ』に見劣りしないくらい売れているとの噂もある新シリーズでした。
オリジナルに負けず劣らずリーダビリティは高いと思う。既存のファンが気に入るかは、何処が好きかによるかなぁ。

あ、がっつり世界観を引き継いでるので、新シリーズ扱いにはしませんので。
ニュータイプエースでのコミカライズも決定しており、順調な滑り出しか。
次は2011年12月。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
フルメタル・パニック!アナザー <2>(2011/12)

世界観リンク
フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?(2011/08)

フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?

フルメタル・パニック!  マジで危ない九死に一生? (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二 イラスト:四季 童子

「あの連中は?あんたの知り合い?」 「いや。あんな物騒な連中に知り合いなどいない」 「…………」 なに言ってんだ、こいつ。

2011年8月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。1年振りの新刊。コメディ短編集は実に6年1ヶ月振りです。
お気楽短編集ラストということで、未収録短編と本編最終巻の後日談を収録。

『与太者のルール(前後編)』『ご近所のサーベイヤー』『つぶらなテルモピュライ』

まだ、こんだけ収録されてない短編あったんだな。『テルモピュライ』だけははっきり未収録だって記憶あったけど。

前3本は2003年から2004年にかけての作品なんだよな。7、8年前にドラマガで読んだけど、結構憶えてるもんだな。

『サーベイヤー』では、最終的に清掃のおばさんと和解するが、かなめは、最初に自分が出したのじゃないゴミを押し付けられたことは忘れたのだろうか。 まぁ、細けぇこたぁいいんだよ!って話ですが。

『テッサの墓参り』

両親やレナードの墓参りかと思いきや、バニのでした。時系列としては本編完結後、3ヶ月経過くらいだとか。

宗介とかなめは出番無し。甘々過ぎて書けないとか何とか。それはそれで見てみたい気もするが。 このタイミングでマオ姐さんがクルツの子供を身籠っていて、後半年くらいって言ってるってことは最終決戦直前のアレのときにちゃっかり出来てたってことですよね。なんてこったい。

『アナザー』への伏線ってのはテッサが出会った少年ロニーとかマオ達の子供とかなのか。まぁ、後者は10年後でも小学生だが。

総評

ってなわけで、ファンタジア文庫、学園ミリタリー・アクションの金字塔『フルメタル・パニック!』シリーズ、賀東さん執筆分はこれにて終了かな?忘れた頃に『サイドアームズ』が出るかもしれんが。 本編12冊、コメディ短編集9冊、真面目短編集2冊、総計23冊、足掛け13年か。むしろ、よく完結まで辿りつけたよな。

何といってもリーダビリティが高いよなぁ、と。まぁ、アニメから入ってるから読み易くなってる部分はあるのだが、それにしても読み易いと思う。長編、短編問わず。

それからラノベで巨大ロボットの活躍を描いたのは大きい。
あと、短編のまとめ方の上手さ。すっきりしているというか何というか。

次は同時発売のスピンオフ、別著者による『フルメタル・パニック!アナザー』1巻です。
また、別口で年末くらいに新シリーズの用意もしてるとか。

燃:C+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)(2010/08)

世界観リンク
フルメタル・パニック!アナザー <1>(2011/08)

著者リンク
甘城ブリリアントパーク #01(2013/02)

フルメタル・パニック! どうにもならない五里霧中?

どうにもならない五里霧中?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

短編集第五弾。

『純で不純なグラップラー』
短編における宗介のライバルキャラとでも言うべき、格闘馬鹿、椿一成(いっせい)登場。
どんどん、かなめの肝が据わっていってるのが判る。

『善意のトレスパス』
椿連続登場。意外と、連チャンでメインを張れるゲストキャラは居ない気がする。
陣代の用務員こと大貫さんが災難過ぎるw

『仁義なきファンシー』
お蓮さんの家がヤクザ屋さんと判明。
で、ボン太くん小隊出撃。ふもっふ。

『放課後のピースキーパー』
ちびっこ達の公園の取り合いを宗介が仲裁しようとする話。オチが、ページが足りなくて強制終了させたように思えるのは俺だけか?

『迷子のオールド・ドッグ』
かなめの祖父が彼女を訊ねて、やって来る話。ハートフル過ぎる。

『わりとヒマな戦隊長の一日』
書き下ろし。OVAにもなったテッサメインのエピソード。しかし、一番可愛いのは、非番のときにディズニーやジブリの映画を観るクルーゾーだと思います。

そういうわけで、短編集第五巻でした。次は長編って言ってるけど、また短編なんだよなぁ。

燃:C  萌:A-  笑:A-  総:A+

フルメタル・パニック! 終わるデイ・バイ・デイ(下)

終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

結局五ヶ月くらい間が空いた模様。約270ページと、何で分冊したの?とは思わない程度の厚さ。上下巻でのバランスは悪いが。

さて、ドン底まで落ちた宗介とかなめは、それぞれ答えを見付け、新たなステージへ進む。ガウルンとの因縁にも決着がついたし、ここで第一部終了ってところかな。
やっぱり『TSR』を先に視た後では、パッとしない盛り上がりだったけど。

後書きで、今回が重い分、次の長編は軽くするって言ってるけど、どうせその次でドン底を突き抜けるじゃんw

燃:A-  萌:B+  笑:B+  総:A

フルメタル・パニック! 終わるデイ・バイ・デイ(上)

終わるデイ・バイ・デイ〈上〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
著:賀東 招二  イラスト:四季童子

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  長編第四弾。初の分冊と思ったら、薄ッ!?本編、二百ページも無ぇぞ!後書きで、大人の事情とか言ってたけど、それってあまりにも原稿落とすから分冊にしましょうとかいうオチじゃないのか?

  さて、宗介とかなめに忍び寄る別離の危機。幸せな日常から一気にドン底へと急降下。『疾る』『揺れる』と、巻き込まれただけだったかなめが、再び事件の中心に。
  本格的に展開するのは、下巻から。

燃:B+  萌:B+  笑:B-  総:A


フルメタル・パニック! 同情できない四面楚歌?

同情できない四面楚歌?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  短編集第四弾。今回は大人の事情とやらで、雑誌連載時と収録順が違うらしい。

 

『磯の香りのクックロビン』

  ダイクウマリュウキングガイ自重しろwww

  いやしかし、かなめって結構食い意地はってるのね……。

 

『追憶のイノセント(前後編)』

  林水会長の過去に迫るエピソード。短編初の前後編構成。林水会長のキャラは好きなんだけど、この人はギャグ展開でこそ映える人だと思うけどなぁ。

  で、大和撫子ことお蓮さん登場。まぁ、そんなに存在感無いけど。

 

『おとなのスニーキング・ミッション』

  連載第一回目のゲストキャラ佐伯恵那がまさかの再登場。しかも挿絵付き。第一話のときもドラマガの方では挿絵に出てたらしいけど。

 

『エンゲージ、シックス、セブン』

  書き下ろし。二巻以降は書き下ろしエピソードはミスリルの面子が主役というルールの模様。

  いやしかし、タイトルは「、」じゃなくて、「・」を使うべきだろ。確かアニメでは「・」になってた筈。

  で、タイトル通り、マオ姐さんが宗介とクルツと出会う話。

 

  つーわけで、短編集四巻でした。最初の頃の勢いが無くなってきてる気がするのは気のせいか?

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

フルメタル・パニック! 揺れるイントゥ・ザ・ブルー

7月 2, 2009 by · 1 Comment
Filed under: 富士見ファンタジア文庫 

揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  長編第三弾。アニメ『無印』においてはラストエピソード。ダナンがガウルンに強奪されるということで、確かにクライマックスエピソードとしては、及第点の内容。

  今回は、ちらつき始める伏線がちらほら。

  レナードの存在が見え始めたり、かなめの護衛が宗介だけじゃないと判明したり。宗介はどちらかというと囮で、もう一人の方が本命らしい。

  それから、クルツの言う「彼女」とは一体誰か?思い病気を患っているようだが……。

  そして、今回の一件で、カリーニン少佐が決意したこととは?ラストの裏切りにかかってくることなのか?

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

フルメタル・パニック! 自慢にならない三冠王?

自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  短編集第三弾。本来は長編三巻の筈だったが、延期した結果、先に短編集が出ることに。

 

『すれ違いのホスティリティ』

  かなめと宗介のことが気に入らない小暮教諭が、彼等を困らせてやろうと犯罪行為を行う話。極端に描かれてはいるものの、現実にありそうで怖い。

 

『大迷惑のスーサイド』

  実際、球技大会なんぞは、やりたい奴だけがやってりゃ良いと思います。

 

『押し売りのフェティッシュ』

  ポニーテールフェチの話。確かに恭子にはポニテより、いつものおさげ髪の方が似合ってるな。見慣れてるからかもしれんが。

 

『雄弁なポートレイト』

  かなめ達の担任神楽坂先生と美術の水星先生の話。何というラブコメw

 

『暗闇のペイシェント』

  宗介にも怖いものがあるのか、という話。かなめと宗介のイチャイチャっぷりに吹いた。いや、あれはイチャイチャだろ。

 

『猫と仔猫のR&R

  書き下ろし。テッサのエピソード。

  宗介が何だかんだで学生生活をエンジョイしていて吹いた。

 

  つーわけで、短編集第三弾でした。二巻までに登場したキャラや小道具(ボン太くん)の再登場で世界観に深みが出て来た感じ。

燃:C  萌:B  笑:A  総:A

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