同一サーバ内で移動するときは、データベースを書き出したり読み込んだりする必要はない。
1. データベースのバックアップを取る
% mysqldump database_name -u user_name -p > backup_file
としてデータベースをbackup_fileにバックアップする。
2. サイトに新しいURLを登録する
WordPressサイト管理メニューの[設定]→[一般]で[WordPress のアドレス (URL)]に新しいURLを入力し[変更を保存]ボタンを押す。
3. データベースを書き出す
バックアップを取ったときと同様にmysqldumpでデータベースの内容を書き出す。
% mysqldump database_name -u user_name -p > dump_file
4. サイトをアーカイブする
テーマのスタイルファイルなどを編集しているのでサイト全体を新しいサーバに持って行く。
% cd /home/user_name % tar cvzf site.tar.gz public_html
5. サイトを展開する
移動先のサーバでアーカイブしたファイルを展開する。
% cd /home/user_name % tar xvzf site.tar.gz
6. データベースを作成
移動先のサーバでデータベースとアカウントを作成する。
サイト全体を移動したので同じデータベース名、ユーザ名、パスワードだとwp-config.phpを編集する必要がない。
% mysql -u root -p mysql> create database database_name; mysql> grant all on database_name.* 'user_name'@'localhost' identified by 'pass';
7. データベースを復元
移動元のMySQLサーバから書き出したファイルを移動先のMySQLサーバに読み込む。
mysqldumpが書き出すデータはSQL文なので、作成したデータベースに流し込むだけでよい。
%mysql database_name -u user_name -p < dump_file]]>
MobableType 4.2ではテンプレートごとにスタティック、ダイナミックが選べるようになっていて、テンプレートの編集ページの下にある「テンプレートの設定」項目から公開方法が選択できる。
「スタティック」ではとくにブログ記事の再構築に時間がかかるのでアクセスの少ないブログは記事を動的に生成するように設定してみた。
しかし、残念ながら非力なマシンでは実用的な選択にはならなかった。
自宅サーバの環境(Celeron 2.0GHz, SQLite3)ではページの表示に10秒もかかってしまう。
2,3件同時にアクセスがあれば他のサービスにも支障が出るし、表示待ち10秒は結構なストレスになる。
WordPressではページを動的に生成しているけれど実用的な生成速度が出ている。
処理中の様子をtopで観察してみるとCPUリソースのほとんどをユーザ時間に割いている。
どの辺りの処理に時間がかかっているんだろう。
プロファイラにかけてみたい。
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