FreeBSDでは仮想ディスクを提供するドライバmdが用意されている。
mdconfigコマンドでmd*に仮想ディスクを追加、削除できる。
RAMディスクを作成するには。
# mdconfig -a -t malloc -s 256m -u 1
などとする。
-sにはサイズ、-uには/dev/mdに続くデバイスファイルの番号を指定する。
-tにはmalloc、vnode、swapが指定できて、mallocを指定した場合には記憶領域をmalloc(9)を用いて確保する。
あとは通常のディスク同様、
# newfs -U md1 # mount /dev/md1 /mnt
としてマウントする。
仮想ディスクを解放するときは、umountした後、
#mdconfig -d -u 1
として指定した番号の仮想ディスクを削除する。
mdmfsコマンドを使えば以上のことが1コマンドで出来る。
mdmfs -M -s 5m md2 /mnt
-Mオプションは記憶領域をmallocを用いて確保するように指示する。