コマンドが実行に要する経過時間やシステムが処理に要した時間、コマンドが処理に要した時間などを出力するにはtimeコマンドを使う。
timeコマンドは,csh または tcsh の内部コマンドと /usr/bin/time の2種類ある。
(csh内部コマンドの出力)
1.219u 0.000s 0:01.65 73.3% 25+390972k 0+0io 4pf+0w
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
(1) … ユーザCPU時間(1.219秒)
(2) … システムCPU時間(0.000秒)
(3) … 経過時間(1.65秒)
(4) … 使用された資源率(73.3%=((1)+(2)/(3)))
(5) … システムメモリ量+利用者メモリ量(kB)
(6) … ファイルの書き込み回数+読み込み回数(ここではともに0回)
(7) … ページフォルト(pf)回数+スワップアウト回数
(/usr/bin/timeの出力)
Real 1.60 ←経過時間 1.60秒
User 1.22 ←システムCPU時間 1.22秒
System 0.01 ←ユーザCPU時間 0.01秒