setuidビットとsetgidビット

chmodコマンドではファイルやディレクトリのモード指定に絶対値指定として4桁の8進数を用いる。 1~3桁目まではrwxrwxrwxなのだが4桁目はMSBからsetuidビット(suidビット)、setgidビット(sgidビット)、スティッキビットとなっている。 setuidビット、setgidビットをファイルに設定した場合、そのファイルが実行されるとき、実行権限が実行したユーザではなく、そのファイルのオーナーやグループとして実行される。 ディレクトリに設定した場合、そのディレクトリ以下で作成したファイルやディレクトリはそのディレクトリと同じオーナーやグループになる。 グループでディレクトリを共有する場合(Subversionのリポジトリなど)に使うと便利。