[MT4.2] 再構築時にデータベースへの問い合わせにかかる時間
MovableTypeではページの生成に非常に時間がかかる。 mod_perlやFastCGIを導入すればバイトコンパイルにかかる時間分を短縮できるが、再構築は分単位で時間がかかる処理のため、バイトコンパイルにかかる時間は無視できる程度になってあまり効果が出ないと思われる。 『MTからデータベースへのクエリの発行回数を減らす (mt-search.cgiを例にとって)。』ではデータベースへの問い合わせ回数を減らすことでページの生成時間を減らそうとしているが、アムダールの法則で、問い合わせにかかる時間が全体のうちに占める割合で効果が限定される。 自分の環境ではどうだろうかと思ってデータベースへの問い合わせにかかる時間を計ってみることにした。 環境は CPU Celeron 2.0GHz chip set i865G memory PC2700 768MB OS FreeBSD 7.2 DBMS MySQL 5.0.77_1 MovableType 4.2.61 という感じで、ウェブサーバと同じマシンでmysqldを動かしている。 index_page.log インデックスページのみを再構築したときのクエリログは上のようになった。 全体で449クエリ。そのうちSELECTが437クエリ、UPDATEが4クエリ、SETが8クエリ。 次にこのログを元にインデックスページ再構築時と同じクエリ列(query.txt)を作って % time mysql -u root -ppasswd databese < query.txt > /dev/null のようにして問い合わせ時間を計測した。 Continue reading [MT4.2] 再構築時にデータベースへの問い合わせにかかる時間