Let Over LambdaとかMacBookとか
MacBook買いました。
初めてのMacのためキー操作がなかなか慣れません。
でも初めてPCを触ったときに戻ったような感じで15歳ほど若返った気分です。
とりあえず、Emacs, SLIME, CLISP, SBCLを入れて、
Lisp開発環境は真っ先に整えておきました。
で、話は全く変わりますが、
Let Over Lmabdaを(大部分は)読み終えました。
7章はLispのプログラムは分かったものの、
ソーティングネットワークのアルゴリズムがいまいち分からず。
8章のForthを作る話はしんどくなってきたのでソースだけを追った程度。
でもまあ、面白そうなところは大体全部よんだつもりです。
Let Over Lambdaのなかで一番便利だと思ったマクロは、
かなり最初の方に出てきたdefmacro!でした。
今や私もこのマクロなしにはマクロが書けない体になってしまいました。
Let Over Lambdaで驚かされたのはCommon Lispのsetqの奇妙な動作。
(defvar v '(1 2 3)) => V (setf (car v) 'a) => A v => (A 2 3)
setfは第一引数に場所(place)を指定できるため、 (car v) などを指定できる。
一方、setqの第一引数は変数であり、setfの様な真似はできない。
(setq (car v) ‘a) などと書くとエラーになる。
ずっとそう信じていました。まあ、信じるも何もその通りなんですが、
symbol-macroletとsetqを組み合わせると面白いことになります。
(symbol-macrolet ((m (car v))) (setq m 'z) => Z v => (Z 2 3)
シンボルマクロmが展開されると、思いっきり (setq (car v) ‘z) になるんですが、
このプログラムは正しく動作します。
setqの第一引数がsymbol-macroletによって確立された束縛を参照すると、
setqの代わりにsetfが使われるとのことです。
確かにそう動作しても困ることは何一つないんですが、
どうしてこんな仕様にしたんだろう…
そして、それ以上に一番驚かされたのはSICPについての脚注。
Pronounced sick-pea.
SICPの発音って「しっくぴー」だったんだ…
[…] Mac Book買った 非常に使いやすいです。いい買い物をした。 […]