R6RSに登場する言語
zickです。
R6RSを読んでいると、ふと思ったのですが、
「これは○○言語などと同様である」といった感じで登場する、
Scheme以外の他のプログラミング言語の数が、
R5RSと比べて増えている気がしました。
で、気になったので各言語の登場回数を数えて見ました。
(ただし、謝辞と参考文献は除いています。)
言語 | R5RS | R6RS |
Snobol | 1 | 0 |
APL | 3 | 0 |
Pascal | 3 | 0 |
Haskell | 1 | 4 |
Algol | 5 | 3 |
Common Lisp | 6 | 3 |
ML | 2 | 3 |
C | 2 | 2 |
Python | 0 | 3 |
Smalltalk | 0 | 4 |
C# | 0 | 3 |
Ruby | 0 | 4 |
合計 | 23 | 29 |
登場する言語の種類でみたら、R5RSが8種類、R6RSが9種類。
登場回数で見たら、R5RSが23回、R6RSが29回。
やはり増えているようです。
しかし、APLやSnobolが登場しなくなり、RubyやPythonが登場したというのは分かるのですが、
なんで今更になってSmalltalkが登場したのでしょうか。謎です。