自分を知るというのは世界を知るということだ

ここ二週間、昔から何度か触れていた作品をもう一度読み返し、見返していた。

それを読み終わったり、見終わったりすると、その度に感想を書こうとするのだけれど、どうもうまくいかない。それは何故か、考えてみた。

きっと、僕を構成している作品を突き放して書くことに、強い抵抗があるのだ。

僕は今の僕が作品を見て思ったことを感想としてこのブログに書いている。だが、「今の僕」を形づくった作品達に対して他人事のように文章を書くと、本当に他人が書いているかのような、誰か別の人の文章に見えてしまって、書き上げることが出来なかった。

それはつまり、十年か十五年か、ともかくそれほど月日が経ってもなお、僕はそれなしでは満足に立てないほど、その作品達に寄りかかっているということに他ならない。

己の未熟さと、感想を書く事の難しさを改めて思い知らされた二週間だった。

 

だが、読んだことのない小説もいくつか手に入れた。数日中にはマンデラを見に行く。だから、近いうちに何らかの感想文が書けると思う。

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