片目の商人(One-Eyed Merchant) English Manual

This is a translation page of here.

My English text is not so good. Please point out the part that is wrong in the comments. I will fix.

Please enjoy this game.

Once upon a time, there was a genious merchant called “one-eyed merchant” in this country.He devised the auction of cross-selling method to show only one of the two sets of products, has become a millionaire.

(Copy by BGG start)

In One-Eyed Merchant, each player bids on “cross-sold” commodities at the market, trying to gain the most money and become something of a “one-eyed merchant” themself.

(Copy by BGG end)

 

 

:Content

13 Commodity Cards
60 Coins(30×1, 20×5, 10×10)
26 Commodity Chips(7Chocolate, 7Gold, 7Silk, 5Junk)
4 Simplified Chart
1 Manual

【Commodity Card】

13 cards have been drawn a icon in each of both sides. There are three types of chocolate/gold/silk (called “Goods Icon”). Other, there is a basically no value icon (called “Junk Icon”).

 

 

:SET-UP
1. All players get 30coins at first.

2. Shuffle Commodity Cards. *Attention* Commodity Cards don’t have distinction about two side. Please shuffle while turned over how many pieces occasionally.

3. One Commodity Card, you shade aside being careful not see the back.This is the “Pricing Card”

【Pricing Card】

Pricing card will determine the value of the commodity. Commodities displayed in the Pricing Card is a small number on the market, it is trading at the high price.Each Goods Icon is trading at 2coins per icon, but the Goods Icon displayed on the surface of the Pricing Card value will be +2coins.Goods Icon displayed on the back of the Pricing Card value will be +1coins. The back side will published at the end of the round. Don’t look at the back of Pricing Card until it. This price increase is overlap. However, if the Junk Icon has been drawn to Pricing Card, corresponding prices does not occur.

ex)

Pricing Card
front Chocolate
back Silk

Chocolate 4coins
Gold 2coins
Silk 3coins

 

 

Pricing Card
front Chocolate
back Chocolate

Chocolate 5coins
Gold 2coins
Silk 2coins

 

 

Pricing Card
front Junk
back Silk

Chocolate 2coins
Gold 2coins
Silk 3coins

 

 

Pricing Card
front Gold
back Junk

Chocolate 2coins
Gold 4coins
Silk 2coins

 

 

4. Place the remaining Commodity Cards deck in the middle of the table.

5. The combined deck and all chips is called “Market”.

:Progression
1. Most recently the shopping players will be the first player. We call this player “Parent”. When the parent is determined, round begins.

2. The top card of the deck with care so that the back is not visible and place it next to the deck. This we called the place of the card.

3. Parent declares how many coins to buy the place of card. Do not declare a number that exceeds the coin you have.

4. In order from the left next to a parent , you can either put a higher value than the previous declaration, declare whether or not to buy. When the parent of the right of the players finished the declaration, it gave the most high player won the place of card, you pay a chip to Market.

5. If anyone not put a value on the place card, the place card will be discard.This card not be used until the next round.

6. You can free to check the back side of your acquired Commodity Card (you should not to see your commodity card to other players).

7. The player who won the Commodity Card becomes the next Parent, and repeat the same.

8. When the place card and deck are eliminated, or someone player’s coin is gone, round is end.

9. Do the Results(for details see below).

10. Results is complete, each Commodity chips is returned to the Market, and shuffle all Commodity Cards.And do same thing of :Progression2.

11. The player who won the last Commodity Card in the previous round becomes the Parent,it will start the next round.

12. When the three rounds over,win the player that has the most coins.

:Results
1.Check the back of the Pricing Card (worth of Goods Icons in the current round is confirmed here).

2.Recieve the same amount of Commodity Chips and drawn number on your Commodity Cards from the Market.

3.Check your Commodity Chips.This game has some bonuses.
ones :You recieve 5coins each time when you collect any one kind of Goods Icons of three.
two :You recieve 5coins each time to collect kind of all Goods Icons one set.
three :You recieve 15coins when you collect Junk Icons of four.(Junk bonuses are not overlap)
four :You recieve 25coins when you collect Junk Icons of five.(Junk bonuses are not overlap)

ex)

Pricing Card
front Chocolate
back Silk

Chocolate 4coins
Gold 2coins
Silk 3coins

Player A take 4 Commodity Cards = 8 Commodity Icons
breakdown 3 Chocolate / 2 Gold / 2 Silk / 1 Junk

bonus one : 3Chocolate = 5coins
bonus two : 2 set of all Goods Icons = 10coins

basic coin income 4×3 + 2×2 + 3×2 + 1×0 = 22
bonuses coin income 5 + 10 = 15

So player A recieve 37coins in total from the Market.

Player B take 4 Commodity Cards = 8 Commodity Icons
breakdown 1 Chocolate / 1 Gold / 1 Silk / 4 Junk

bonus two : 1 set of all Goods Icons = 5coins
bonus three : 4 Junk = 15coins

basic coin income 4×1 + 2×1 + 3×1 + 4×0 = 9
bonuses coin income 5 + 15 = 20

So player B recieve 29coins in total from the Market.

片目の商人 ルール公開

BGBでゲームを作りました。2015年11月22日(日)、東京ビッグサイトにて開催される「ゲームマーケット2015秋」で売ります。

 

試遊ページ

*2015年11月23日追記:複数の要望があったので試遊ページにカードの内訳を記載しました。*

*2016年5月23日追記:委託販売を開始しました。通販ページはこちらです。*

説明書.txt

 

:ゲームの目的

かつて、この国には「片目の商人」と呼ばれる天才的な商人がいました。彼は商品を二つあわせ、片方だけを公開して競りあう”クロスセル”という方法で巨万の富を築いたといわれています。各プレイヤーは市場に並ぶ商品を”クロスセル”で競りながら、最終的に最も多くのお金を手に入れ、偉大なる「片目の商人」になる事を目指します。

:用具

・商品カード13枚 ・金チップ60枚 ・アイコンチップ26枚 ・決算速見表4枚 ・説明書1枚

【商品カード】
13枚のカードは両面それぞれにアイコンが描かれています。商品にはチョコレート/ゴールド/シルクの3種類があります(これらを商品アイコンと呼びます)。他に、基本的に何の価値も無いアイコンが1種類あります(これをガラクタアイコンと呼びます)。
アイコンの内訳 チョコレート/ゴールド/シルク 各7アイコン

ガラクタ 5アイコン

【金チップ】
1/5/10金のチップがそれぞれ30/20/10枚入っています。

【アイコンチップ】
商品アイコンとガラクタアイコンが合わせて26枚入っています。後述する決算に使います。

【決算速見表】
手に入れた商品をどのような値で決算するのかが書かれています。

【説明書】
本書です。

:準備

・各プレイヤーに初期の所持金として30金を渡します(所持金は公開情報です)。残りのチップは一山にしておきます。

・13枚の商品カードをよく混ぜます。

*注意*
商品カードには表と裏の区別がありません。時おり何枚かをひっくり返すように混ぜてください。

・商品カードを一枚、裏面が見えないように注意して脇によけます。これが「価格決定カード」になります。

【価格決定カード】
価格決定カードが商品の価値を決定します。価格決定カードに表示された商品は、市場に出回っている数が少ない商品であり、その分高値で取引されます。各商品アイコンは1アイコンにつき2金で取引されますが、価格決定カードの表面に描かれている商品アイコンはその価値が+2金されます。裏面に描かれている商品はその価値が+1金されます。この裏面が公開されるのは、ラウンドが終了してからです。それまでは誰も、価格決定カードの裏面を見てはいけません。この効果は重複します。ただし、価格決定カードにガラクタアイコンが描かれていたなら、その分の追加価値はどのアイコンも得られません。ガラクタが少々市場から消えても、気に留められる事は少ないでしょう。


価格決定カードの表にチョコレートが、裏にシルクが描かれていたなら、チョコレートは1アイコンにつき4金の価値、シルクは1アイコンにつき3金の価値、ゴールドには1アイコンにつき2金の価値があるとします。

価格決定カードの表にも裏にもチョコレートが描かれていたなら、チョコレートは1アイコンにつき5金の価値、その他の商品アイコンには1アイコンにつき2金の価値があるとします。

価格決定カードの表にガラクタアイコンが、裏にシルクが描かれていたなら、シルクは1アイコンにつき3金の価値、その他の商品アイコンには1アイコンにつき2金の価値があるとします。

・残りの12枚の商品カードをテーブルの中央に置きます。これが山札となります。

・山札とチップの山をあわせて市場と呼びます。

:進行

・最も最近買い物をしたプレイヤーが最初のプレイヤーとなります。このプレイヤーを親と呼びます。親が決まったら、ラウンドが始まります。

・山札の一番上のカードを裏が見えないように注意して山札の横に置きます。これを場のカードと呼びます。

・親は場のカードをいくらで買うか、宣言します。所持金を超える金額を宣言してはいけません。

・親の左隣から順番に、ひとつ前の宣言より高い値を付けるか、それとも買わないかを宣言します。親の右隣のプレイヤーが宣言を終えたら、最も高値を付けたプレイヤーが場のカードを獲得し、チップを市場に支払います。

・もし誰もカードに値をつけなければ、そのカードは捨て札となります。次のラウンドまで使用されません。

・獲得したカードは、自由に裏面を確認することができます(他プレイヤーには見せないようにしましょう)。

・カードを獲得したプレイヤーが次の親となり、同様に繰り返します。

・市場と場からカードがなくなるか、だれか一人のプレイヤーの所持金が無くなった時点で1ラウンドが終了です。

・決算を行います(詳しくは後述)。

・決算が終わったら、各アイコンチップを市場に戻し、カードを一つにまとめてよく混ぜます。そして一枚を誰にも裏面が見えないように抜き、次の価格決定カードとします。

・最後にカードを競り落としたプレイヤーが親になり、次のラウンドを開始します。

・合計3ラウンドを行い、その後最も所持金の多いプレイヤーの勝利です。

:決算

・価格決定カードの裏面を確認します。ここで、そのラウンドにおける商品アイコンの値段が確定します。

・カードに描かれた分と同じだけの商品アイコンチップ、ガラクタアイコンチップを市場から受け取ります。

・ボーナスとして、一種類の商品アイコンを3つ集めるごとに5金(これを個数ボーナスと呼びます)、三種類の商品アイコンを各1つ集めるごとに5金(これをセットボーナスと呼びます)、市場から受け取ります。品揃えが良く、たくさんのものを扱う商人は、そうでない商人より成功するのです。

・この二種類のボーナスはそれぞれ独立して計算します。


価格決定カードの表がチョコレート、裏がシルクという状況で
プレイヤーがカード4枚を獲得し、チョコレート/ゴールド/シルクアイコンが3/2/2 ガラクタアイコンが1 描かれていた場合
チョコレートアイコンがひとつ4金、ゴールドアイコンがひとつ2金、シルクアイコンがひとつ3金となるので

チョコレートアイコン 3×4 ゴールドアイコン 2×2 シルクアイコン 2×3 =12+4+6 = 22

これにボーナスが加算され

個数ボーナス 5×1 セットボーナス 5×2 =5+10 = 15

計 37

となり、合計37金を市場から受け取ります。

・ガラクタアイコンは基本的になんの価値もありません。しかし、商人は金にならないものなど、本当はないことを知っています。ガラクタでも数が集まればそこには価値が生まれるのです。ガラクタアイコンを4つ集めると15金、5つ集めると25金、ボーナスとして市場から受け取ります(これをガラクタボーナスと呼びます)。

・ガラクタボーナスは重複しません。


価格決定カードの表がチョコレート、裏がシルクという状況で
プレイヤーがカード4枚を獲得し、チョコレート/ゴールド/シルクアイコンが1/1/1 ガラクタアイコンが5 描かれていた場合
チョコレートアイコンがひとつ4金、ゴールドアイコンがひとつ2金、シルクアイコンがひとつ3金となるので

チョコレートアイコン 1×4 ゴールドアイコン 2×1 シルクアイコン 1×3 =4+2+3 = 9

これにボーナスが加算され

個数ボーナス 5×1 ガラクタボーナス5 25×1 =5+25 = 30

計 39

となり、合計39金を市場から受け取ります。

ゲームデザイン:[二人組を作る]
イラストデザイン:しものはし
制作:BGB

IN MY OPINION.

昨日は衆議院選挙があった。投票率は戦後最低と報じられている。

白票やいたずら書きすら投じない、「投票に行かない人」の割合がここ70年で最も高くなったということだ。

 

「選挙には行かない」という人は、僕の周りにも何人かいる(と言っても、彼らが本当に行っていないかどうかは、僕には確かめようがないが)。そんな人たちに理由を聞いたところ、一番多かったのは「僕の(わたしの)一票で当落が決まることなんてないから、行っても無駄」と言うものだった。

なるほど。確かに、一票の差で当落が決まる事はそうそうないのかもしれない。今回の選挙結果を僕がいくつか見て回ったなかで一番の僅差だったのは新潟2区の102票差だ。0.1%の差で当落が分かれるという恐ろしいほどの僅差だが、一票差ではない(ちなみに惜しくも敗れた候補者は比例での復活を果たした)。僕自身、票を投じた候補者は当選したが、僕の一票が無ければ落選したとは思わない。僕が投票に行かなくても、彼は当選しただろう。「一票で当落が決まることなんてない」というのは、ほとんどの場合において正しい。

だが、「だから行っても無駄だ」という主張を、僕は正しいと思わない。

僕にとって投票は、登山に似ている。違うのは、目指すべき山がどの方向にあるのか、どのぐらい離れているのか、そしてどれほどの高さを持っているのか、それを教えてくれる地図を持っていないという事。ある時は間近に、ある時ははるか遠くに山を感じながら、ただ歩いて行くしかない。僕にとって選挙に投じる一票は、目指す山を求めて踏み出す、そのたった一歩分にすぎない。この一歩で山頂に立てるなら、それでよし。立てずとも、辺りを見渡し、よさそうに思える場所に向かって、あるいはわるそうに思える場所から離れて、次の一歩を踏み出す。その選択があっているのか間違っているのか、目指す山のいただきに辿りつくまでわかりそうにない一歩を、それでも踏み出す。これが、僕の考える投票だ。一歩なんてものは、山までの距離に比べれば微々たるものだろう。事によっては、その一歩で逆に遠ざかるかも知れない。それでも、一歩は一歩だ。無駄じゃない。

 

あなたの一票は「何かを変える最後の一票」にはなれないかもしれない。でも、「何かを変える最初の一票」ではある。あまり気負わず、ピクニックに行くような陽気さで、ハイキングに行くような気軽さで、歩きだしてみてはいかがだろうか。あなたの登りたい、その山に向かって。

 

 

此の道を行けば どうなるのかと
危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし

ふみ出せば その一足が 道となる
その一足が 道である
わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ

清沢 哲夫『無常断章』「道」

ブログ更新に関して

僕はインターネット上で同人活動として幾人かの友人達と動画を製作している。前月8月からまた新しく投稿を始めた。

一体なにがどう影響しているのかわからないが、その日からここ二週間ほど、まったくアニメやらなんやらを見ることができない。見たいな、とは思うのだが、見る事なく時間が過ぎていく。困ったことだが、原因がわからないので修正も難しい。

なので、しばらくこのブログがどうなるかわからない。

もしかしたら明日にもアニメを見て感想を書くかもしれないし、動画投稿が終わるまで一本も書かないかもしれない。

 

だから何と言われるとこれ以上ないほど何もないのだが、とにかく、しばらく更新してなかったので何か書いておきたかった。

自分を知るというのは世界を知るということだ

ここ二週間、昔から何度か触れていた作品をもう一度読み返し、見返していた。

それを読み終わったり、見終わったりすると、その度に感想を書こうとするのだけれど、どうもうまくいかない。それは何故か、考えてみた。

きっと、僕を構成している作品を突き放して書くことに、強い抵抗があるのだ。

僕は今の僕が作品を見て思ったことを感想としてこのブログに書いている。だが、「今の僕」を形づくった作品達に対して他人事のように文章を書くと、本当に他人が書いているかのような、誰か別の人の文章に見えてしまって、書き上げることが出来なかった。

それはつまり、十年か十五年か、ともかくそれほど月日が経ってもなお、僕はそれなしでは満足に立てないほど、その作品達に寄りかかっているということに他ならない。

己の未熟さと、感想を書く事の難しさを改めて思い知らされた二週間だった。

 

だが、読んだことのない小説もいくつか手に入れた。数日中にはマンデラを見に行く。だから、近いうちに何らかの感想文が書けると思う。