魔王な使い魔と魔法少女な
「━━力があるからしかたなく人助けをしている人間を、正義とは呼べないはずだ」
スーパーダッシュ文庫2012年3月の新刊。約2ヶ月2週間の積み。第10回スーパーダッシュ小説新人賞最終選考作。
問題作というアオリと表紙の歪んだ表情に惹かれて購入。
スーパーダッシュでは、表紙の折り返し部分は人物紹介になっているのが基本だが、この本はネタになっている。
テンプレート崩してるやつ、初めて見たかも。
で、普通の高校生と見せかけて、日夜、魔法少女に変身して人助けをする少年、朝霧瑞希が使い魔として契約したのは魔王を自称する少女リノだった……というお話。
え、どの辺が問題作だったのだろうか……。「魔法少女」なんてタイトルに入ってるけど、全然可愛らしい内容じゃないぜ!何だってー!?とか、そういうこと?
一見、おちゃらけた雰囲気と見せかけて、瑞希の立場はなかなかにシリアスという、確かに好きな人は好きそうな内容かなぁ。
次は2012年6月に2巻『金色のツインテール』だけど、もう買いません。
燃:C 萌:B- 笑:B- 総:B+
第10回スーパーダッシュ小説新人賞リンク
・覇道鋼鉄テッカイオー(大賞、2011/11)
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