「どうせお前等できとんのやろ?」
2016年8月の新刊。約4日の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、サブタイからも何となく想像がつく通り最終巻です。少しずつ仲間を増やしていく将一郎達。だが、その一方で、澪の零戦としての能力が限界を迎えつつあって……。
前回、一区切りになると言っていたように大々的に完結!という終わり方ではない。将一郎達が今後のスタンスを明確にする形。
あれ、結局フー・ファイターの目的って、ぼんやり推察されるところで終わっちゃったな……。
海咲のお父さんとの問題も前巻のあれで終わりか。うーん。
ダッシュエックス文庫『神鎧猟機ブリガンド』のときもそうだったけど、謎を最低限だけ解明して終了って流れか……。
総評
そんなわけで萌えミリ『熾天使空域』全4巻、これにてフライト終了。足掛け1年5ヶ月か。サクサクッと完結まで辿り着きましたね。と思っていたけど、改めて見直したら刊行ペースが結構ガタついてたんだな。
第1部完といった感じなので、どうにも不完全燃焼感が。いや、戦闘機が好きなら盛り上がるポイントがいっぱいあったんだろうけども。
続きをやれるならシェアードワールドやスピンオフになるかもとの発言が。うーん、どちらにしても拡張されるのは戦闘機周りの設定だろうから、そうなると榊さんが執筆しないなら出たとしても買わないかなー。
そういや著者を変更して続けると言っていた『アーク・ブラッド』は一向に次の展開が発表されないんですが……。
燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・熾天使空域03 銀翼少女達の邂逅(2016/05)