「後ろを向けばきみや法園を守ることができるのなら喜んでそうする。でも、どうやら無理そうだ。それなら必然的に前を向くしかない」
幻狼ファンタジアノベルズ2011年1月の新刊。約8ヶ月4週間の積み。取り敢えず十文字さんということで購入。
『シャギーロックヘヴン』からは3ヶ月振り。
イラストはガガガ文庫『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』、ファンタジア文庫『GENEZ ジーンズ』、スニーカー文庫『シュガーダーク』、GA文庫『月見月理解の探偵殺人』等でお馴染みのmeabeさん。
幻狼には『アップル・ジャック』とかいう作品の挿絵で登場済み。
さて、粗筋の感じからすると、青春小説なのかなって思ったんだけど、読んでみたら何だかよく理解らない異能バトルもののようなそうでないような……。
中盤くらいまでは、いつもの十文字さんって感じなんだけど、多数の登場人物が一向に収束する気配が無いまま終了。
どうやらシリーズもの前提の構成のようなのだが……。
ネットの感想を見てると、俺の読み方が悪いのかという気もしてくるのだが、まぁ肌に合わないタイプの十文字さんだったんだろうなー、と。
ってか、続き出る気配が無いよな……。
燃:C 萌:C 笑:C 総:B
著者リンク
・いつも心に剣を①(MF文庫J、2009/02)
・ぷりるん。 ~特殊相対性幸福論序説~(一迅社文庫、2009/07)
・純潔ブルースプリング(ソフトカバー、2009/08)
・ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?(角川スニーカー文庫、2009/10)
・ぼくのうた(幻狼ファンタジアノベルズ、2010/07)
・黒のストライカ(MF文庫J、2010/10)
・シャギーロックヘヴン(2010/10)
・全滅なう(一迅社文庫、2011/08)
・聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(スニーカー文庫、2012/08)
・一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~(MF文庫J、2012/08)