著:永井 寛志 イラスト:モフ
「ほら、きらりと涙を浮かべながら、ローブに縛られてモゾモゾと抵抗する魔法少女━━最高じゃないか!」
スマッシュ文庫2011年9月の新刊。約6年11ヶ月1週間の積み。積み過ぎだろwwwwwwwww
いや、何か読むタイミングを見失ってしまってなぁ。タイトルと表紙に釣られて買ったことだけはハッキリと憶えている。
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
著:永井 寛志 イラスト:モフ
「ほら、きらりと涙を浮かべながら、ローブに縛られてモゾモゾと抵抗する魔法少女━━最高じゃないか!」
スマッシュ文庫2011年9月の新刊。約6年11ヶ月1週間の積み。積み過ぎだろwwwwwwwww
いや、何か読むタイミングを見失ってしまってなぁ。タイトルと表紙に釣られて買ったことだけはハッキリと憶えている。
「つまりさ、ラノベの神様に魅入られたら、書く作品書く作品、大ヒット連発間違いなしってこと!」
スマッシュ文庫2012年8月の新刊。約1年10ヶ月2週間の積み。勿論タイトル買いです。
スマッシュ文庫妹組とか懐かし過ぎワロロン
脚本家やら何やらで活躍する酒井さんがスマッシュ文庫に登場。この人、『百獣戦隊ガオレンジャー』や『忍風戦隊ハリケンジャー』の脚本を書いてたのか。
イラストはファミ通文庫『犬とハサミは使いよう』でお馴染み鍋島さん。
さて、ラノベ作家を目指す主人公タスクの前に現れたラノベの女神ちゃん。タスクの妹コトハとして共に生活し、彼にラノベのいろはを教えていく……というお話。
メタネタも交えつつ、ラノベの手法をタスクに実体験させていくって展開は面白かったんだけど、中盤からラブコメなのかそうでないのか、よく理解らない展開がクローズアップされて、そのままバタバタバターっと終わってしまった……。
ラノベのメタネタをやりたかったのか、ラブコメをやりたかったのか、どっちもやろうとした挙句、方向性を見失って、とっちらかっちゃったのかなぁ。
妹じゃなくて姉がヒロインだったら良かったのになぁ。お姉ちゃんも居るには居るんだけど、扱い悪いし……。
酒井さんが噛んでいるご当地アイドルユニットひめきゅんフルーツ缶のメンバーが登場ヒロインのモデルになってるのはまだしも、そのひめきゅんのメンバーに後書きに代えて座談会とかしちゃって余計にとっちらかってる気が……。
燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-
イラストリンク
・倒錯クロスファイト(メガミ文庫、2011/01)
・犬とハサミは使いよう(ファミ通文庫、2011/02)
・駿英血統 神馬を継ぐ者(NOVEL 0、2016/10)
・黒鎖姫のフローリカ(ファンタジア文庫、2012/11)
「くっくっく……。お菓子のためなら、わらわは人間に媚びることも辞さぬぞ」
スマッシュ文庫2013年9月の新刊。約2日の積み。シリーズ同時刊行3冊目。
著者の日高さんはGA文庫『神曲奏界ポリフォニカ』シリーズの設定管理やTRPGのリプレイなんかを書いてる人だな。
イラストはHJ文庫『僕の妹は漢字が読める』等でお馴染み、皆村さんか。
さて、時系列的には一番未来にあたる本作は、人々の精神を犯す魔字を清め、封印することに奔走する少年少女の物語。
3冊目は漢字ということで、対象となる漢字は劇中での初出時に太字で表記されている。
そのため、序盤が太字祭りで、すげー気持ち悪いことになってる。いや、やむを得ないんだが。
それに、校正に物凄く神経使ってそう。
それ以外は、ごくごく普通のラノベ。ただ、そこかしこに、ああ、この漢字を出さざるを得なかったんだな、という無理矢理感満載の固有名詞が。
好意を超ストレートに表現する主人公と素直になれないヒロインという関係性は読んでいて気持ちの良いものがある。
というわけで、ある意味、画期的とも言える気がしないでもないスタディ・ノベルシリーズ3冊を読破したわけだが。
まぁ、流石に勉強の要素を含みつつ、質の高いストーリーってのは難しいのは理解るんだけど、もうちょっと何かこうパンチが欲しかったという気はする。
どうせ無理矢理な設定に落とし込まざるを得ないんだから、もっとハチャメチャな方向に舵を切っても良かったんじゃないかな。
それに、3冊の間の繋がりが、わざわざ繋がってると明記してる割にはショボイ気がする。
3作通して登場するキャラが居るくらいはあっても罰は当たらないかと。
燃:B- 萌:A- 笑:C+ 総:B+
シリーズリンク
・高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式-(2013/09)
・高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル -彼女は白紙の単語帳-(2013/09)
イラストリンク
・僕の妹は漢字が読める(HJ文庫、2011/07)
・セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常(このライトノベルがすごい!文庫、2013/10)
監修:榊 一郎 著:岡本 崇史 イラスト:美和 美和(みわ・よしかず)
(まるで大容量の記憶装置付きのコンピューターだな……。いや、白紙の単語帳って言った方がいいか。白いページに字を書き込んで、それが消えないみたいに彼女は言葉を覚えていく)
スマッシュ文庫2013年9月の新刊。約2日の積み。シリーズ3冊同時刊行2冊目。
著者の岡本さんは、これがデビュー作になるそうな。
さて、タイトルから判るように英語編ということで、やはり左開き。
飛び級でアメリカの大学の研究員を務める主人公、駿介はある日、海底に沈んだカプセルから出て来た銀髪の少女と出会う。
少女を狙う政府から、駿介は逃げ回ることになって……。
扱っている分野が言語ということで、『天剣少女の方程式』程の無理矢理さは無いかな。
劇中で文法を説明するシーンは殆ど無く、登場人物の台詞が英語で書かれており、それに和訳が併記されている形。
台詞回しが、やや教科書的なのは意図してのことなのか。
ストーリー自体は一昔前の逃亡劇といった感じか。もうちょいLOVE寄せしても良かったのよ。
『天剣少女の方程式』の方で、妙に機族の始祖ルナの話を出すから、もしやと思ってはいたけど、案の定、こちらのヒロインが、そのルナなのね。設定だけじゃなくて、キャラデザの方も、ちゃんとすり合わせがされているっぽい。
地球を守る云々の話は出て来なかったけど、その辺は3冊目かな……?
燃:C+ 萌:B+ 笑:C 総:B+
シリーズリンク
・高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式-(2013/09)
・高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル -コトのハのカタチ-(2013/09)
「だって出された数式を解けば、それだけで必ず答えが出ちゃうのよ?そんなの、数学だけじゃない」
スマッシュ文庫2013年9月の新刊。約1日の積み。
萌えを取り込んだ参考書は数あれど、参考書の要素を取り込んだラノベは無いんじゃね?ということで、榊さんが率いる創作集団イメイジング・フォレストが総力を結集して送るシリーズ。
一挙3冊同時刊行です。
内容に榊さんは、ほぼタッチしてないとはいえ、監修として名前が入っている以上、買わんわけにはいかんでしょうよと。
著者のひびきさんはファンタジア文庫からデビューしたものの、戦力外通告を受けてしまったアレな人。
よく考えたら、この人が本出してるレーベルって全部、榊さんが本出してるところなんだけど、口をきいてもらってたりするんだろうか。
そういや、この人の本読む初めてだわ。短編を読んだことはあるが。
イラストは榊さんの著作であるファミ通文庫『まじしゃんず・あかでみぃ』や朝日ノベルズ『フェアリィフィールド』等でお馴染みのBLADEさん。榊さんがオファー出したのかな。
装丁も参考書っぽいデザインになっている。まぁ、文庫サイズなので間違って買う人は居ないと思うが……。
本作は数学を扱っているので、横書きで左開きとなっている。お陰で読み難いのなんの。
空を覆い、人類の行動範囲を著しく狭めている謎の物体、天剣。天剣の秘密を解き明かそうと決意した少年、飛来(ひらい)は図らずも天剣ダモクレスのマスターとなり、機族達の導きの元、他の天剣と戦いを繰り広げることに……。
戦闘状況を数学に落とし込むことで、その問題を解き、攻撃方法を決定していくという流れ。
まぁ、元からコンセプト自体が無理矢理なので、何で中学レベルの数学が解けただけで攻撃手段が決まるのかとは考えてはいけないと思う。
問題は話が凄い勢いで進むところか。普通なら早くても3巻くらいかけて辿り着くところに1冊で到着してしまっている。
また、登場キャラもやたらと多く、長期シリーズを通しての数なら問題無いんだけど、バンバンヒロインが増えていくので、1人1人の存在感が凄く希薄。
これだけ出すなら、幼馴染みまで出すのは欲張り過ぎだろ……。いや、それ以前に機族の女の子を減らすべきなんだけども。
出すなら出すで、せめて口絵はキャラ紹介に割くべきかと。
3冊読むことで判る仕掛けがあるらしいけど、世界の成り立ちが判るとか、そんなんだろーか。
まぁ、ランクは期待ageで。
燃:B 萌:A- 笑:B- 総:A-
シリーズリンク
・高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル -彼女は白紙の単語帳-(2013/09)
・高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル -コトのハのカタチ-(2013/09)
イラストリンク
・フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
・閃虹の機巧美神 <1>(オーバーラップ文庫、2014/01)
・ダブル・ロール! 坂崎良太郎16歳。ただの高校生ですが勇者と魔王もやってます。(ファンタジア文庫、2014/04)
・熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
色々買ってきました。
・つきたま③ 公務員でも世界を救えます
・高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式-
・高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル -彼女は白紙の単語帳-
・高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル -コトのハのカタチ-
・鋼殻のレギオス25 アンド・ゼン・アフター・ザット
・デート・ア・ライブ08 七罪サーチ
・機巧少女は傷つかない12 Facing “Master’s Doll"
・今日も脱いでよ!二階堂さん!
の計8冊。
ガガガ文庫では、今月のラインナップがカテゴリーエラー過ぎるだろw
ガ報の一覧がえらい絵面になっとる……。
『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』がコミックブレイドにてコミカライズ連載決定。
作画は柚木N´さんって成コミ作家じゃねーかwwwwww
漫画界に「下ネタ」挿入開始!!じゃねーよw
ファンタジア文庫の話はドラマガを読んだときに。
MF文庫Jは、相変わらず新シリーズが殆ど一緒に見える。美少女バトルアクション多過ぎやないか……。
『剣神の継承者』はイメージソング制作決定だそうな。
ボーダーではアニメが良かったので、
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 上(MF文庫ダ・ヴィンチ)
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 下(MF文庫ダ・ヴィンチ)
の計2冊。
ソフトカバーは、
・ドラゴンズ・ウィル 完全版
の計1冊。
このライトノベルがすごい!文庫の今月分の献本を頂いたときに、他の新シリーズが欲しいお!みたいなこと書いたら、本当に送ってきたでござる。いや、それが理由か判らんけどw
何にせよ、有り難うございます。
・クラッキング・ウィザード 鋭奪ノ魔人と魔剣の少女
の計1冊。
そういや、9月にスマッシュ文庫から榊一郎さん原案の本が一気に3冊出るんだよな。榊さんの弟子が書いてるのは理解るんだけど、何か最近流行りの萌え+勉強本みたいなタイトルなんだよな。
勿論、全部買うけど、一体どんな内容なのか……。
「私は燈音(あかりね)シンク、貴方が魔術を使う為の呪歌を詠唱するもの、呪歌詠唱用仮想人格。━━魔術と奇跡の戦場にようこそ!」
スマッシュ文庫2013年3月の新刊。約2日の積み。
帯によると、スマッシュ文庫3周年企画らしいんだけど、どの辺がそうなんだろう……。
榊さんがスマッシュ文庫に初登場。お題はボーカロイドなんだけど、いざ仕上がってみれば、魔法の人形に呪文を詠唱させる魔術バトルの開幕でござる。どういうことなの……。
イラストのとばりさんは『青春サイバーアクション漫才ハードボイルドコメディな転校生』でスマッシュ文庫登場済か。
ヒロインのアップが多いラノベ表紙の中において、カメラを引いた、この構図は面白い。
榊さんの名前を大きくしていることからも、最近のラノベだけが好きな層には買わせる気が無いのだろうかと思う。
声を失った幼馴染み、彩葉(いろは)の歌声を取り戻す方法を探していた主人公、連士郎は偶然、呪歌詠唱用仮想人格(ガルドロイド)を手に入れる。
それは〈消し去るもの〉と呼ばれる奇蹟を手にするためのバトルロワイヤルへの参加資格だった……というお話。
榊さんがTwitterで宣伝をしていたときは、てっきりファンタジー世界が舞台なのかと思ってたんだけど、蓋を開けてみれば、現代もので、DTM要素が入っていたり。
この辺は『ポリフォニカ』で培った知識を流用してたりするのか。
呪歌詠唱用仮想人格を用いた戦闘は、もっと魔術名とかを捻ってると、より中二チックでZOKUZOKUしたと思うんだけども。
あとは、もうちょいこうLOVE寄せ的なものをですね……。
彩葉の声を奪った奴は伏せたままにしておいても良かったかもなぁ。1巻で色々出し過ぎたって気もするんだよな。
何なら、銀香との戦いが今巻のクライマックスバトルでも良かったくらい。まぁ、続きが保証されてないから、ある程度話を進める必要があったのかもしれんが。
あれ、今回、お説教少なくね?
一区切りはしているものの、連士郎の目的は達成されてないし、シリーズ展開出来るような作りになってるんだけど、レーベルがレーベルだからなぁ。宣伝力不足で続きが出せないって事態はありそうだよな……。
何か文句ばっかり書いてる気がするけど、それは榊さんの本ってことでハードルが上がってるからだってばよ。
燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A
著者リンク
・ザ・ジャグルⅠ 汝と共に平和のあらんことを(ハヤカワ文庫JA、2010/01)
・ミカヅチ(MF文庫J、2010/02)
・棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)
・ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)
・その男、魔法使い“A” <1>(ファミ通文庫、2011/11)
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)
・タタリ・ブレイカー弑子(HJ文庫、2012/04)
・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(GA文庫、2012/05)
・アーク・ブラッド A.D.5000のアダム(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
・フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
・茉建寺エリノアの非主流科学研究室(ファミ通文庫、2012/12)
・蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(ハヤカワ文庫JA、2013/06)
・ドラゴンズ・ウィル 完全版(富士見書房ソフトカバー、2013/09)
・機関鬼神アカツキ <1>(ファミ通文庫、2013/12)
・神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
・熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
・蒼鋼の冒涜者(HJ文庫、2015/05)
・カタナなでしこ(講談社タイガ、2016/01)
・ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
・永き聖戦の後に ストレイ・シープ(スニーカー文庫、2016/11)
・パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2017/05)
・誰が為にケモノは生きたいといった(ファンタジア文庫、2018/02)
・Zの時間(HJ文庫、2018/04)
・終末のアダム(講談社ラノベ文庫、2018/10)
・嫁々いみぐれーしょん(講談社ラノベ文庫、2018/11)
・メイドな狐と監禁コン!(美少女文庫、2019/04)
・妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン(ファンタジア文庫、2019/08)
・いつか仮面を脱ぐ為に ~嗤う鬼神と夢見る奴隷~(スニーカー文庫、2019/09)
・竜姫のヴィオラ 生贄は最強の魔物と恋に落ちて(美少女文庫、2019/09)
・覇逆のドラグーン1 ~落伍竜機士は運命の姫と、暁の極光世界を翔け上がる~(HJ文庫、2019/10)
・奴隷志願なエルフさん ~お買い上げありがとうございます、ご主人様!~(美少女文庫、2020/01)
・引き籠もり魔王が奴隷エルフを買ったら(美少女文庫、2020/07)
・吸血姫譚アストリッド(美少女文庫、2020/11)
・おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(講談社ラノベ文庫、2020/12)
・けいたん。 ~ライトノベルは素敵なお仕事。多分?~(講談社ラノベ文庫、2021/01)
・殺し屋志願の奴隷エルフさん(美少女文庫、2021/01)
・絶対魔剣の双戦舞曲1 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~(HJ文庫、2022/07)
・聖戦勇戯 ~魔王が死んで100年後~ 1巻(漫画、2022/12)
・仁科くんの編集冒険記 ~ラノベはダンジョンで創られる~ vol.1(漫画、2023/09)
・魔王を斃した後の帰り道で(ファンタジア文庫、2024/10)
「なんというか、色んなラノベ読んだけど、つきつめるとどれも同じなんだよね。基本的に、鬼畜メガネかメガネ抜きの鬼畜メガネかガテン系さわやかマッシブ青年が草食系美少年の主人公を凌辱するじゃない」
「お前、さてはラノベの話してないな」
スマッシュ文庫2012年8月の新刊。約2週間の積み。『破小路ねるのと堕天列車事件』からは2年3ヶ月振りか。
事前に全くチェックしてなかったんだけど、ふと書店で見かけて、タイトルに「ラノベ」って入っていたので、ついつい買っちゃいました。
タイトルに「ラノベ」って入れておいたら、俺が釣られると思ったら大正解なんだからね!
冒頭こそ、ラノベでラノベ批判しちゃう俺カッコイイ小説の様相だったんだけど、途中から登場人物達が世界各国の妖怪や神などの能力を持つ存在であることが判り、伝奇アクションバトルのノリへと変化していく。
俺、長文タイトルは嫌いじゃないけど、タイトルと内容が合っていないのは好きじゃないんだよな。
妹ものが多いスマッシュ文庫で妹もの批判ってのは、わざとなの?
著者のブログによると、タイトルは著者の意向を無視した編集部が考えたらしい。
ってか、木戸さんはラノベのメイン読者層がミステリを求めてないという意見に懐疑的らしいけど、富士ミスが方向性変更の上に潰れた事実を考えたら理解りそうなもんだよなぁ。
まぁ、ミステリっぽいタイトルにしたら駄目なのはともかく、こんなふざけたタイトルにする必要は皆無だと思うけど。
うーん、予想を裏切るという意味では良いのかもしれないけど、個人的には悪い方向に裏切られたとしか……。
表紙のイメージだと、破天荒なヒロインがラノベ批判をしながら校内で大暴れするもんだとばかり……。
燃:C 萌:B- 笑:B- 総:B
著者リンク
・破小路ねるのと堕天列車事件(2010/05)
予約していたものは勿論として、見予約だったものを買おうと思って、大垣書店へ行くと、チェック漏れしていたスマッシュ文庫が出ていたので、ついでに購入。タイトルに「ライトノベル」って入れておいたら、俺が買うと思ったら大正解なんだから!
ブツは、
・デート・ア・ライブ05 八舞テンペスト
・棺姫のチャイカⅤ
・ライジン×ライジン RISING×RYDEEN <3>
・スカイ・ワールド #02
・ボクの可愛い国家令嬢
・恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました
・10歳の保健体育 <5>(特装版)
・かまいたちの娘は毒舌がキレキレです 反ラノベ狂想曲
・妹はラノベの女神ちゃん
の計9冊。
ファンタジアは、まだ、先月買ったドラマガを読み終わっていないというのに……。やっぱり雑誌は最優先で読まんといけないよなぁ。
コミカライズは、
・彼女がフラグをおられたら <2>
・のうりん <1>
の計2冊。
あと、攻略本は、やっぱり紙媒体で1冊あった方が心強いよなってことで、
・ポケットモンスターブラック2/ホワイト2 公式ガイドブック 完全ポケモン全国ずかん
の計1冊を購入。