著:野村 美月 イラスト:月岡 月穂
次は、もう少し賢くなろう。
冷静になろう。
でも、きっと誰かを好きになろう。
2021年10月の新刊。約1週間の積み。10ヶ月振りの新刊。
表紙はいばら君と藍理か。藍理のキツそうな表情良いな……ゴクリ
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
著:野村 美月 イラスト:月岡 月穂
次は、もう少し賢くなろう。
冷静になろう。
でも、きっと誰かを好きになろう。
2021年10月の新刊。約1週間の積み。10ヶ月振りの新刊。
表紙はいばら君と藍理か。藍理のキツそうな表情良いな……ゴクリ
書くタイミングを逃し続けて気付けば12月も半分を回っております。
著:野村 美月 イラスト:月岡 月穂
「ぼくは、本に捧げたぼくの一生を、後悔……しない」
文春文庫2020年12月の新刊。約1日の積み。復活してから凄い勢いで新作を刊行している野村さんが遂に一般小説へ進出。と言っても表紙はボーダーっぽい装いだし、ウチのブログではボーダー扱いとしました。
「そうだな。探偵をしよう」
2015年1月の新刊。約9ヶ月半週間の積み。『陰』と同時発売だけど、こっちは初の文庫化。
表紙は目競(めくらべ)。いつもとの雰囲気とは違い、数で勝負!って感じなんだけど、造るの大変だっただろうな……。
話数のカウントは『陰』から続いているのね。
さて、2巻になって、いよいよ知らない妖怪ばかりになってきた。1つもピンとこないぞw
『鬼童』が他人事と思えなくて辛い。俺も面倒臭くて色々な事先送りにしてるぜ!やったー!
何がビックリするって、まだ出てもいない『鵺の碑』の関連エピソードが2本収録されているということ。
そんな話が書けるということは本編自体もそこそこ完成してるんだと思うんだけど、何やら出版社が講談社から代わるみたいな話も見かけたし、揉めてるのかしら。
その関係もあって、今回は破滅しないエンディングもちらほら。まぁ、不穏な空気は漂ってるんだけども。
それにしても京極さんの文章のダッシュの使い方がクセになってきたな……。
燃:B- 萌:C 笑:C+ 総:A+
シリーズリンク
・文庫版 定本 百鬼夜行━陰(2015/01)
・今昔百鬼拾遺 鬼(講談社タイガ、2019/04)
私はいったい何を厭うているのだ。
文春文庫2015年1月の新刊。約8ヶ月3週間半の積み。文春文庫に京極さんが登場。本当は先に読むべきものが何冊かあるんだけど、早く『薔薇十字叢書』シリーズに手をつけたいので優先消化することにました。
元々は講談社ノベルスで刊行されたものが講談社文庫へ文庫落ち、その後、『定本』の名を冠し文芸春秋から刊行、それがまた文庫落ちという流れ。
講談社文庫版を持ってるんだけど、表紙が荒井さんの張り子となればスルーするわけにもいかず。それに初の文庫化となる『陽』とセットになっていることを考えると買わないのは据わりが悪いしな。
それにしても表紙の小袖の手の気味の悪さといったら。
定本っていうけど、何か講談社版と変わっているんだろうか。巻末の妖怪イラストが新しく追加されてるっぽい。ってか京極さんが描いてるのかよ、多才過ぎんだろw
内容的には主に『百鬼夜行』シリーズの脇役達にスポットを当てたサイドストーリー集。登場人物達はいずれも心に闇を抱えているが、京極堂が登場しないので、その闇がはっきりと妖怪として現れることなく、最後は破滅を迎えてしまう。
つまり大体、後味が悪いオチが待っている。徐々に病んでいく主人公達が不気味な世界観を醸し出している。エピソードによっては一旦持ち上げてから叩き落すものもあるので質が悪い。
本編ではロクな出番も無いまま死亡した人物が主人公に抜擢されていたりするので、こいつ誰だ……?と思うこともしばしば。
色々調べながら、この感想を書いてるんだけど、しれっと『ルー=ガルー』と繋がっているって、ウィキペディアに書かれていて吹いた。
京極さんの作品の世界観が全部繋がってるらしいとは聞いていたけど、そんなところで繋がってるのかよ……。
いやしかし、これを読むと本編が読みたくなってくるから困る。
次は同時発売の『文庫版 定本 百鬼夜行━陽』。
燃:B- 萌:C+ 笑:C+ 総:A+
シリーズリンク
・文庫版 定本 百鬼夜行━陽(2015/01)
色々買ってきました。ラノベは、
・やがて魔剱のアリスベルⅤ 必殺の時刻
・青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <9>
・異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!
・オレと彼女の萌えよペン <2>
・災厄戦線のオーバーロード
・できそこないの魔獣練磨師
・俺の妹を世界一の魔砲神姫にする方法
・オレのラブコメヒロインはパンツがはけない。
・パパのいうことを聞きなさい! <17>
・緋弾のアリアAA
・女騎士さん、ジャスコ行こうよ <2>
・魔剣の軍師と虹の兵団
の計13冊。
タイトルに「俺」入り過ぎwwwww
ファンタジアの話はドラマガを読んだときに。
一迅社文庫では『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』のアニメタイトルが『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』に決定。流石にアニメではそのままのタイトルでやるのは危険と判断したかw
製作は何とSILVER LINK.。これは大ヒットワンチャンあるか……?
ダッシュエックス文庫では新シリーズ『英雄教室』がいきなりウルトラジャンプでコミカライズ決定。
『クズと金貨のクオリディア』はさがら総さんと渡航さんの共著という一風変わったもの。レーベルを越えて広がるプロジェクトってどういう意味だろう。単にメディアミックスって意味なのかな。
MF文庫Jでは『盟約のリヴァイアサン』がドラマCD化決定。順調に巻数を重ねているようだし、アニメ化ワンチャンあるか……?
『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』はコミカライズ決定。関連RT数1万超えって凄いのかそうでないのか、よく理解らんなw
一般は、
・定本 百鬼夜行 陰
・定本 百鬼夜行 陽
の計2冊。
コミカライズは、
・パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 <4>
・緋弾のアリアAA <Ⅸ>
の計2冊。
「早苗ちゃんにスタンガンぶち込むわけにもいかねえだろ」
文春文庫2012年3月の新刊。約2年4ヶ月2週間の積み。
ハードカバーは借りて読んだことがあります。
もうね、おっさん達と人々の交流がハートフル過ぎてね。ハートフル要素の乱れ撃ちで骨抜きにされたところを後ろからLOVE寄せで不意打ちするとか酷過ぎるぜ……。
行き過ぎたハートフルは人を殺す。
こう、ちょっとずつ近付いていく祖父母と孫の距離感が良いんだよな。同時に展開する祐希と早苗の距離感もニヤニヤが止まんねーわ。
悪党をぶった切るおっさん達が格好良いんだけど、則夫・エレクトリカルパレード発動時のクリーチャー感が凄いw
実は文藝春秋と揉めたらしく、現在は新潮文庫版が刊行されている。中身は同じらしいので、流石に買ってないんだけど、続編の文庫化は一体どうなるんだろうか……。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S-
オリジナルリンク
・三匹のおっさん(文藝春秋ハードカバー、2009/03)
シリーズリンク
・新潮文庫版 三匹のおっさん ふたたび(新潮文庫、2015/01)
注文していたものを引き上げてきました。ブツは、
・死想図書館のリヴル・ブランシェⅤ
・乙女ゲームの世界へ、ようこそ! ~薔薇色の人生を君と~
・魔法の材料ございます9 ドーク魔法材店仕入苦労譚
・のうりん <3>
・フルメタル・パニック!アナザー <3>
・棺姫のチャイカⅣ
・デート・ア・ライブ4 五河シスター
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <3>
・BIG-4 2.ククク……ついに勇者が現れたか。ってぼくの妹じゃねーか!?
それから、買おうと思ったら書店から姿を消していた、
の計10冊を購入。
で、前回華麗に見逃した、
を買ってきました。
『這いよれ!ニャル子さん』のアニメが4月から放送開始か。
ファンタジア文庫では新シリーズ『グロリアスハーツ』『期間限定いもうと。』『双界のアトモスフィア』をスルー。
さらーっと書かれてるんだけど、エイジプレミアムで『ライジン×ライジン RISING×RYDEEN』がコミカライズ決定みたい。
『オタリア』はコミックアライブでコミカライズ決定。ぃよっしゃぁああああ!!
『氷結鏡界のエデン』は少年シリウスでコミカライズ決定。
ファンタジアが全体的に盛り上がってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あとはコミカライズを。
の計2冊を購入。
著:石田 衣良
「嫌だ。忘れることも許すこともできない。これは復讐なんかじゃない。やつらをそのままにしておいたら、ぼくは自分のことが許せなくなる」
文春文庫。『赤・黒』と書いて、「ルージュ・ノワール」と読みます。
研究室の知人に無理矢理貸されたので読む羽目に。粗筋見た時点で肌に合わないは判り切ってるんだが、読まんことにはケチのつけようもないわけで。
タイトルからも判るように、『IWGP』の外伝でサルを始めとして何人か共通のキャラが登場。だからこそ、ちゃんと刊行順に読みたいんだけど、正直そんな冊数を読む気になれません。
マコトも名前だけ登場。最近Gボーイズの集会に顔を出さないらしいが、裏で本編が進行しているんだろうか。
さて、こちらはしがない映像ディレクターのおっさん、小峰がカジノの売上を強奪するところから始まる。あっさりバレて、あわや人生を棒にふるところだったのを口先八丁で乗り切り、自分を嵌めた奴を探すことに。
そもそも裏社会の金に手を付けようとした時点で自業自得じゃね?と思うのは俺だけか?全然感情移入出来ないのは何故だろう……。
多分、小峰の生き方が全く憧れられないのと俺がラノベ脳になってるのが原因だと思うが。
ふと思ったんだが、本文中で「?」は使うのに「!」は使ってないんだよな。小説では「!」は使わないんだ、みたいな小洒落たポリシーでも持ってんのかな。
ラストはスパッと終了。もうちょっと余韻があっても良いんではないか。
というわけで、もう『IWGP』は読まないぞ!読まないったら読まないからな!
燃:C 萌:C 笑:C 総:B
著:石田 衣良
最初はちょっと勇気がいるかもしれないけれど、ネクタイや制服のえり元をゆるめて道端に座ってみる。そうしたら、今までに見たことのない世界がきっと見えてくると思うよ。
文春文庫。研究室の知人Mがガンガンお薦めしてくるので、そんなにおもろいんかと思って借りてきました。
ドラマ化もされた、池袋西口公園周辺の若者達の青春を描くライトミステリーってところか。一応、ジャンルとしてはミステリに分類されてるらしいけど、ミステリ色は相当薄い。
短編連作集なんだけど、どうにも後一歩盛り上がらないと言うか何と言うか。まぁ、そんな盛り上げてどーのこーのって内容でもないのかもしれんけど。気だるい雰囲気を楽しむと言うか。
サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)なんか、冷静に考えたら、えらいことになってる筈なんだけど、誠達の日常自体が個人的には荒んでると感じるので、あんまり深刻な感じがしないんだよな。
あと、誠の一人称の文体がどうにもMF文庫Jの『ギャルゴ!!!!!』を彷彿とさせる。
結論、好きな人はたまらなく好きなんだろうなぁ。取り敢えず三巻くらいまでは読むか。
燃:B- 萌:C 笑:C+ 総:B+