「大胆不敵でただ単に素敵、だいたい無敵なこの冬美原久真が、お相手してあげようじゃないか」
HJノベルス2015年8月の新刊。約2日の積み。主にweb小説初の異世界チーレムを刊行するレーベルに望さんが登場。
読める!HJ文庫という無料webサイトで連載されていたものを単行本化。タイトルの「冬美原久真」は「ふゆみはらひさま」と読みます。
HJノベルスって初めて手に取ったけど、カラー口絵も挿絵もあるからサイズと値段を除けば普通のラノベと変わらんな。
主人公、究理(きゅうり)は、世界の恋人を自称するくま子先輩に振り回される毎日。ある日、くま子先輩の運営するサイトに既に自殺している少女からの書き込みがあって……というお話。
まぁ大体いつも通りの捻くれっぷりなんだけど、これは別にライトミステリとして推す必要無かったんじゃないかなぁ。
ちょっとミステリって堂々と言うには弱いんじゃないかと。いや、昨今の風潮として、そういう売り出し方の方が良いんだろうけど。
ミステリ要素なんて別に要らないから、捻くれた言葉遊び的な話を延々してくれても良いのよ。
にしてもディオガグラビドンとかオメガナツカシス
現在、サイトでは前日譚が連載されているそうなので、そちらも単行本になるだろう。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
著者リンク
・僕はやっぱり気づかない(HJ文庫、2011/08)
・HAPPY DEATH DAY 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン(GA文庫、2011/09)
・異能バトルは日常系のなかで(GA文庫、2012/06)
・ウチのクラスの頼りないラスボス(HJ文庫、2013/01)
・黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士(HJ文庫、2013/10)
・異界神姫との再契約Ⅰ 暴風再愛(2014/12)
・最強喰いのダークヒーロー(GA文庫、2016/06)
・ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
・最悪探偵(NOVEL 0、2017/02)
・異世界テニス無双 テニスプレイヤーとかいう謎の男がちょっと強すぎるんですけど!(GA文庫、2018/01)
・ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? ~好きになったJKは27でした~(GA文庫、2018/05)
・神童勇者とメイドおねえさん(MF文庫J、2019/02)
・性春デイズ ~男子高校生の性の心理戦~(LINE文庫エッジ、2019/12)
・娘じゃなくて私が好きなの!?(電撃文庫、2019/12)
・きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?(GA文庫、2020/04)
・元カノとのじれったい偽装結婚(MF文庫J、2021/02)
・仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて(スニーカー文庫、2023/06)
・小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている(MF文庫J、2024/04)
イラストリンク
・物理的に孤立している俺の高校生活(ガガガ文庫、2017/02)
・キラプリおじさんと幼女先輩(電撃文庫、2017/03)
・美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!(スニーカー文庫、2017/07)
・カネは敗者のまわりもの(ファンタジア文庫、2018/01)
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