神曲奏界ポリフォニカ リグレット・ホワイト
著:高殿 円 イラスト:凪 かすみ
「心配なのはスノウのほうですわ。いま、あの子にはエターナル・ホワイトもない。ささめもない。ブランカもいない。あの子を守ってやれるものはなにもない」
「ありますよ」
「ハーミット?」
「彼女が手に入れたほんとうの神曲が、彼女自身を守るでしょう」
約2日の積み。4ヶ月振りの新刊。通算57冊目。シリーズ第11弾。
今回もちゃんとカバー下にイラストがあります。
さて、佳境ということで少しずつ謎が明かされていきます。遂にエリュトロンがダークサイドに落ちた理由も判明。口絵のアリアドネ可愛いな。
ずっとミストラル学院長がダンテだと思ってたんだけど、ランディの中にダンテが居ると明言されて、じゃあ学院長の中に居るのは何なんだと思ったら、それもダンテらしい。それともランディの方はただの勘違いだったりするのか?
ピースの謎もようやく判明。上級精霊の羽根2枚分を使って、デイジーの母マリーゴールドの生命を現世に繋ぎとめていたらしいけど、もう何でもありか。
まぁ、ピースがデイジーの思い出のイケメンだったってのは丸判りだったから別に構わんのだが。
ハーミットの想い人というのは、どうやらエレインドゥースのことらしい。その辺は語られるのかな。高殿さんのことだから、きっとやたら設定だけはあるんだろうが。
後の世のレイトスとは関係あんのかな。ハーミットの存在があったからこそ、『赤』の時代にエレインはレイトスと契約したってことなのか。
秘密を抱えているのはプリムローズも。彼女にも秘められた正体があるらしいのだが……。
コマロ姓のキャラが出て来たのは単なるファンサービスなんだろうか。
そして、シリアスな展開続きの中、三獣士とか言い出す牛自重しろwwww
次の予定はありません。実質稼働してるの『赤』と『白』だけだしなぁ……。
そろそろ参戦作家を増やしても良いと思うの。
燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・神曲奏界ポリフォニカ リユニオン・ホワイト(2010/07)
・神曲奏界ポリフォニカ ウィズアウト・ホワイト(2011/05)
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