【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ　＃49「マクギリス・ファリド」【第49話】

「俺の中に、オルガの言葉がまだ生きている」

オルガを狙ったのはやはりノブリスの差し金だった。はっきりと殺そうと思っていたわけではないようだが、展開次第では消すことになってもＯＫくらいのスタンスだったみたい。
ワンチャン、瀕死の重傷で踏み止まっているかと思ったが……。

団長の訃報を聞いた鉄華団は当然、敵討ちをと言い出す団員が出て来るわけで。それを静かに黙らせたミカが滅茶苦茶格好良いな。
そうか、オルガが死んだとしても、その命令がキャンセルされたわけじゃないもんな。ただ思考停止してオルガの言うことを聞いていただけじゃないんだと。
やっぱ凄ぇよ、ミカは……。

ということで脱出ルート構築路線を継続。ミカ達はその間の時間稼ぎをすることに。オルガの獅電にはユージンが搭乗。やっぱり彼が次の団長ってことかな。次があればの話なのだが……。

ギャラルホルンの部隊にはエース級のパイロットはいないとはいえ、その物量が尋常ではない。いくらバルバトスが悪魔じみた戦いをしても防ぎ切れるものではなく。
ハッシュが重傷。重傷というか、あれはアウトかな……。この作品が好きな眼球に血が入る演出が無かったから可能性は残っていそうな気も……。

前回、バエルでヒャッハーしたマッキーはトドのおっさんの伝手で再び宇宙に上がり、単騎でラスタルに突撃。
トドのおっさんも多少、マッキーのことを踏み止まらせようとするような発言を。

結局、マッキーは世界の片隅で誰にも知られずひっそり死ぬくらいならドデカい花火を上げて死のうぜっていうスタンスだったのか。

物語はとしては余りにも救いが無いけど、生々しいほどにリアルで怖い。マッキーほどの能力と手に入れた立場があれば、月並みな幸せに手が届いただろうに、それでは駄目だったんだよな……。

ラスタルと再び顔を合わせることなく、ガエリオとの戦いに敗れたマッキー。妻として彼の無事を願うアルミリアが切ないよな……。
アルミリア、ほんとしっかりし過ぎやで……。

見事、マッキーを討ち取ったガエリオ。しかし戦闘中、「力を貸してくれアイン！」みたいな感じでアインアイン言い過ぎじゃない？

怪我から回復したジュリエッタには再び出番が。あれ、もしかしてＭＳ戦におけるラスボスって、この人になっちゃうの？現状、他にガチでぶつかる相手いなくね？まさか今更ラスタルがＭＳに乗ってくるとも思えんしなぁ。

というわけで気付けば次で終わりです。あれ、大丈夫？後１話でちゃんと決着つく？最後に「帰るべき場所へ━━」とかテロップ入って劇場版製作決定とか言わない？

燃：A+　萌：Ａ　笑：B+　総：S-

エピソードリンク
・＃48「約束」
・＃50「彼等の居場所」

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