【ラノベ】この物語を君に捧ぐ【感想/ネタバレ】
著:森 日向(ひなた) イラスト:雪丸 ぬん
「物語だけが、わたしに生きる力を、くれました」
講談社ラノベ文庫2024年5月刊行物。約2週間半の積み。
このラノ2025の紹介を見て、小説家と編集者の話というのが気になったので購入。
森さんは電撃文庫やメディアワークス文庫で本を出している人なのね。
中学生でプロの小説家デビューを果たした天才、柊悠人(ゆうと)。あることから筆を折っていた彼の前に現れた編集者志望の少女、夏目琴葉は悠人にもう一度小説を書かせようと迫ってきて……。
熱意漲る琴菜に振り回される内に、再び物語を紡ぐことに前向きになっていく悠人。
プロットポイント等、編集者視点での話をもっと聞かせてほしかったな。こういう技巧的なこと知るの好きだから……。
悠人の担当編集の稲村さんの重い女っぷりがちょっと良いなと思っちゃいましたね。私、重い女だからと開き直ってるのが良い。
ブルーライト文芸!そういうのもあるのか。青くてキラキラした、エモいイラストが表紙になっているライト文芸作品のことをそう呼ぶらしい。
で、本作もそういう方向性で書かれたものだと。確かに読み終わった後に、あまりラノベっぽい作風ではないなと感じましたね。個人的にはもうちょっとLOVEに寄せてほしかったかなぁと。
燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A
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