ホイップベアー シリーズ

ホイップベアーホイップベアーのおせんたく (Whip Bear)ホイップベアーときいちご―Whip Bearホイップベアーのふゆじたく―Whip Bear

1.ホイップベアー
2.ホイップベアーのおせんたく
3.ホイップベアーときいちご
4.ホイップベアーのふゆじたく(完)
作:ロコ・まえだ

「まっしろで フワフワしていて まるでホイップクリームのようだね」

我が家には10年以上可愛がられているクマの縫いぐるみがありまして、それと関連した絵本を妹が図書館で借りて来たので、読んでみました。
絵本なんぞ読むのは何年振りだろうか。

ある日、突然、両親を失ってしまった小熊ホイップがたくましく生きていく物語、みたいな。
正直、1巻の中盤でいきなり両親退場というのが幸せから絶望への急カーブ過ぎて驚いたが、尺の限られた絵本ってこんなもんなのかな。

可愛らしい絵柄で素晴らしく人畜無害。しかもホイップは身の周りのことを何でも自分1人でこなすという完璧な自立っぷり。傍で見てたからって、ジャム作れるようになるとか凄ぇ。

最終巻である4巻では実は怪我をして動けなくなっていただけだった両親が帰ってくるのだが、正直、最後の最後まで足元掬われるんじゃないかという疑念が捨てきれませんでしたw
いつ絶望のドン底に叩き落とされるんじゃないかと。

初版の日付を見ると、ぬいぐるみよりは大分後みたいなんだけど、じゃあ、ぬいぐるみとはどう関係があるんだろうか。調べても、よく判らんのだよなぁ。
ちなみに、ぬいぐるみってのはこんなんです。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B-

絵本

Posted by お亀納豆