【ラノベ】継母の連れ子が元カノだった9 プロポーズじゃ物足りない【9巻/感想/ネタバレ】
著:紙城 境介 イラスト:たかやKi
「君のコンプライアンスはメソポタミア文明で止まってるのか?」
2022年7月刊行物。約1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は水斗にぐいぐいアプローチしていく結女さん。おーっと、これは可愛いですねぇ。
さて、近付くクリスマス。結女さんは年内に水斗に改めて告白すると決意を固めていて。そんな折、結女さんの実父である慶光院涼成(けいこういん・りょうせい)が娘とその義きょうだいと会いたいと申し出てきて……。
お父さん、これ本名なんだよな?めちゃくちゃ厨二感のある名前じゃんね……。人柄はかなり理知的だったけど。
自分に子供が生まれた時もどこか他人事だったとか、当たり前の幸せが自分にとって必要だろうかとかいう話、俺自身もそうなるんじゃないかと思ってしまってちょっとヒヤッとしたわ……。
そんなお父さんのアドバイスを受けて、水斗は東頭さんの才能を支え、伸ばしていくことを己の将来の夢として強く意識するように。お父さんとの出会いで転機が訪れたのはむしろ水斗の方だったか。
水斗、京大は受けたら受かるくらいの認識でいるんだね。相当頭良いんだな……。
東頭さんのお母さんも外堀を埋めるどころか要塞化させようとしていて、こうなると結女さんとしては気が気じゃないわけで。
このまま厳しい展開に追い込まれていくかと思いきや、結女さんもこれまでの経験から成長していて。
う~~~ん、同居しているアドバンテージを最大限活用した小悪魔ムーブが強過ぎる……。
結女さんのことは好きだけど、でも家族や将来の事を考えると気持ちに素直に従うことも出来ず雁字搦めになっていく水斗が弱音を吐くシーン、辛かったな……。
しかしそんな苦境もふたりがお互いを尊敬し合うことで乗り越えていける筈。拗れに拗れていくかと思ったが、どうにかこうにか復縁することに。復縁した途端にしこたまイチャつくじゃんこいつ等……。
ひとまず親御さんには内緒にすることとなったが、いずれ報告するところまで描かれるのかしら。ラブコメのその先まで描いてみるとか言ってるし……。
OVA版のジャイアントロボじゃねーんだよw銀鈴さんがえっちだったことしか憶えとらんわw
燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・継母の連れ子が元カノだった8 そろそろ本気を出してみろ(2022/02)
・継母の連れ子が元カノだった10 手を伸ばせれば君がいる(2023/04)
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