【ラノベ】七星のスバル 7巻【最終巻/感想】
著:田尾 典丈 イラスト:ぶーた
「〝スバル〟はここに、約束しよう!!」
言葉じゃ足りない
物語が始まる。
2018年9月の新刊。約1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。本編進行は1年振り。そんなに空いてたのか。
いよいよ最終巻。表紙はまさか本当に陽翔がピンで飾るとはな……。〝スバル〟集合とか、旭姫とセットで、とかそんな感じが関の山だろうって舐めてたわ……。
外伝を除けば、後半はずっと男のピン表紙なんだよな。
さて、旭姫を救い出すため〝グノーシス〟が拠点を構える狭間へと乗り込む〝スバル〟。綿密に練った作戦は順調に進行しているように見えたが……。
決戦直前の咲月が可愛いから困る。これには陽翔もたじたじですわ。だから咲月にしておけとあれほど。
セトのセンスは一見対処不可能そうに見えて、抜け穴があって助かりましたね。それでも〝スバル〟が全員で連携して、かつ覚醒までして、どうにかという相手だったので強敵なのは間違いないが。
リアルでも死亡したというわけではなさそうなので、まだ続編を作れるチャンスはあるのでは……。
遂にリアルへとログアウト出来た旭姫。ここまで長かったようで、劇中では旭姫が発見されてから、そんなに長い時間が経過してるわけじゃないんだよな。
エリシアは無事生存したどころか、未来の問題を解決して、また〝スバル〟に合流して冒険を楽しんだ模様。良かったねぇ良かったねぇ……(´;ω;`)
最後まで読んでから改めてピンナップを見ると感慨深い。
もうね、最終決戦のクライマックスあたりから脳内でアニメOP『360°星のオーケストラ』が流れっぱなしでね。バトルにも合うし、エピローグにも合うしで、しんどいのなんの。
アニメ最終話で凄い良い使われ方をしたので、その補正が掛かってなぁ。この本の方がアニメ最終話よりちょっとだけ先に出てるんだが、結果的にアニメを先に視終わって良かったわ。
総評
そんな具合でオンラインゲームの中の出来事が世界の存亡を懸けた物語へと発展するガガガ文庫『七星のスバル』全7巻+外伝1巻=総計8巻、これにて完結。アニメと同じ月に完結したのも、本編の巻数が〝スバル〟の構成人数と同じ冊数である7で終わったのも非常に美しい。
足掛け3年1ヶ月。
最初は田尾さん、まーたゲーム世界に入る話書いてるよ~くらいに思っていたのに、気付けばアニメ化までしてしまうとはな……。
決して爆発力のあるストーリーではなかったんだけど、〝スバル〟のメンバー、それぞれのキャラが魅力的だった。
それにセンスの設定が細かくて良かったですね。自分でゲームとしてプレイ出来る気は全くしなかったが……w
燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-
シリーズリンク
・七星のスバル 6巻(2017/09)
・七星のスバル 0巻(2018/06)
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