まかでみックス せぶんす お兄ちゃんと呼ぶんじゃねえッ!
「タナロット!」
「トリン!」
「バルティア!」
「タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!」
約1ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙は帯で隠れていて判り難いが、ウーラの母チータの尻ががっちり描かれてます。
さて、夏休み。実家へと帰省することになったアバロン学園の生徒達。だが、その裏では様々な陰謀が渦巻いていた。
実家で千里を待ち受けていたのは行方不明になったまま帰ってこなかった筈の妹、万尋(まひろ)だった。
次々と記憶を書き換えられていくウーラとアジャスタント達。混乱と絶望の中で、千里は必死に唯一正気を保っているクフィールと共に逃走を図るが……というお話。
うおぉおおおお、一気にシリアス方向に振れたな。中盤くらいまではいつも通りなんだけど、万尋が出て来た辺りから、雲行きが怪しくなった。
それまでは千里がミーティアテイマーになっていたりして、笑えるテンションだったのだが。
一方、拓人は千里とクフィールに隠された秘密に迫りつつあった。
ここで、ようやく鈴果と明人出てキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いや、明人の方は半ば存在忘れてけれども(ぉ
今回は残念ながら、〈混沌委員会〉の新登場メンバーは無し。
そして力尽きた千里の前に現れたのは『ふぃふす』で引き籠っていた、あの星塚暁美だった━━。
まさか、彼女が勝利の鍵となるとはな……。
で、こんだけシリアスに次巻へ引っ張といて、次回予告のタトバコンボクソワロタ
後書きによると、スピンアウトを書くかもしれないそうで。こういう場でちょろっと書かれる今後の展開は結構立ち消えになるから、まぁ期待しないで待っておこう。
また、他社から『まかでみ』っぽいものを書いてくれというオファーが来たとか。次はどこかなー。ってか、その前にもうちょっと、これと『ポリフォニカ』の刊行ペースをどうにかしてください。
燃:A 萌:A 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・まかでみックス しくすす 名探偵と呼ぶんじゃねえッ!(2010/07)
・まかでみックス えいす 周防千里と呼ぶんじゃねえッ!(2011/03)
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