幻想譚グリモアリスⅢ 誓えその名が朽ちるまで

幻想譚グリモアリスIII 誓えその名が朽ちるまで (富士見ファンタジア文庫)

著:海冬 レイジ イラスト:松竜

「そうとも」
「君は自由だ。アコニット」


約二週間の積み。五ヵ月振りの新刊。
囚われの身となったアコニットさんを救うべく冥府へと乗り込む誓護。次々と立ちはだかる強敵に苦戦するも、心強い仲間を得て、彼はアコニットさんの元へと向かう。

最早、富士ミス時代のミステリー要素は影も形も無く完全に異能力バトルものです。能力が進化する麗血開花(アーマメント)とかモロやんw
バトルに次ぐバトル。このシリーズでそういうのやられてもなぁ。

今回、アコニットさんは最後まで捕まりっぱなしだし、いのりは攫われたまま出て来ないので、アコニットさんのツンツンも誓護の変態シスコンっぷりも拝めない。この二つが無いと『グリモアリス』が成り立たないじゃないか!

ところで、〈下の口〉が下ネタにしか見えなかったのは俺だけですねそうですね。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:B+