絶望同盟
著:十文字 青 イラスト:ま@や
「生きてゆくのは、とても寂しいことですね」
約3ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。第九高校シリーズ第3弾。シリーズと言っても、舞台である高校が同じことと電研部長の小野塚那智が登場することくらいしか共通項無いけども。
前2冊も結構な釣りイラストだったけれども、今回もかなりのアレ。もう表紙から半裸だからね。口絵なんて、女の子どころか男まで全裸だよ!ストーリー的な意味合いは一切無いよ!
題字は十文字さん自身が書いてるそうで。
冒頭に書いてある初出一覧の意味がよく理解りません。本当に雑誌掲載されたわけじゃないよな?
今回は様々な絶望を抱える高校生達の群像劇といった印象。『ぷりるん。』『ヴァンパイアノイズム』が特定の主人公1人の視点の物語だったのに対して、今回は視点が章毎に変わっている。
いつも通り素敵な青春小説っぷりです。
何が解決するわけでもないけど、それでも少しだけ何かが変わった、みたいなオチがいかにも青春というか。
ところで、第九高校にはSとかPとかQとかいうクラスがあるらしいが、一体何クラスあんだよw
次は7月に『萌神』とかいうのが出るようです。
燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-
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