【ラノベ】引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている 3巻【最終巻/感想/ネタバレ】
著:棺 悠介 イラスト:のん
「てめえの足をこむら返すぞ、ボケが!」
アグレッシブなツッコミ大好きw
2014年8月の新刊。約6年5ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、引きこもり対策部にも夏がやって来た。合宿の準備を進めたり、オカルト研究会の相談を請け負ったり……。
オカルト研究会の小道具制作能力パネぇな……。これで食っていけるレベルなのでは……。
2巻で何で出て来たのかよく分からなかった塔崎深玖はこちらでスポットが当たる形に。しかしどうにもストーリー構成のバランスが微妙でなぁ。最終巻なんだから紫羽との関係性に焦点を絞るべきだったのでは……。
その後の牛タンくんの着ぐるみショーのバイトはギャグに全振りで躁鬱激し過ぎなんだよなぁw
三毛別羆事件って何かなーって調べたら怖過ぎるやろ……知りたくなかったわ……(´;ω;`)
最後は合宿中に春哉と紫羽はお互いの気持ちを確認し合って、晴れてカップル成立。収まるべきところに収まった形。
総評
そんな具合で引きこもりを更生?させる青春ラブコメ、一迅社文庫『引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている』全3巻でした。足掛け9ヶ月。
ギャグは面白かったし、決して悪い出来ではないんだけれども、どうしても大賞受賞作という肩書が足を引っ張ると言いますか。もっとギャグ一直線に振れば良かったのになぁ。イラストはシリアスな青春に持っていきたくなるような雰囲気なんだけれども。
棺さんはこの後、単巻ものを2冊出しただけで消息不明になってますね……。まぁ、一迅社文庫自体が消滅したからな……。
燃:C 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている 2巻(2014/03)
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