【ラノベ感想】はてな☆イリュージョン 4巻
著:松 智洋 イラスト:矢吹 健太郎
「果菜様が肌を晒せば、真様の主人公体質が発動して窓から飛び込んでくるのではないかと」
2015年11月の新刊。約1年6ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
今回から新章突入ということで表紙は真とはてなに。おいおい、真、凛々しいじゃないの……。
さて、夏休み。レルータの里からの指示をこなせば、母のメイヴが日本に帰れると聞き、張り切る星里姉妹。
しかし真とその兄弟子ディナの関係がぎくしゃくしていて……。
何の捻りもなく前巻から登場したディナが実は女の子でしたオチで笑う。ってか、それは口絵でバラして良いことなのか……。いや、3巻の時点で気付いていた人が多かったって話だけど。
今回も発行するよ乳首券。これのために買い続けている奴、多そうだな……。
総評
そんなわけで恋と魔法の大イリュージョン、ダッシュエックス文庫『はてな☆イリュージョン』全4巻、著者逝去によりこれにて打ち切り終了です。足掛けぴったり1年。
何回も言うけど、矢吹さんにイラストを担当してもらってやるような話ではない気がするんだよなぁ。
生命の危険があるような緊迫感のあるストーリーじゃなくて、ただただ明るいエロコメで良かったと思うんだが……。
後書きでは普通に続くと言っているが、時期的に松さん本人はもう自分の死期を悟っていた頃なんじゃないのかしら。
この巻が第1部完っぽい終わり方をしているのは、そのためなんじゃないかと思うんだが……。
一応、キリが良い終わり方になっているしアニメはここまでかなぁ。
次は2016年1月に新作『異世界家族漂流記 不思議の島のエルザ』。
燃:C+ 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・はてな☆イリュージョン 3巻(2015/08)
著者リンク
・異世界家族漂流記 不思議の島のエルザ(2016/01)
はてなイリュージョン4 (ダッシュエックス文庫) | |
松 智洋 矢吹 健太朗
集英社 2015-11-25 |
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