【ラノベ感想】ハウリングソウル1 流星と少女【1巻】

ハウリングソウル 1 流星と少女 (ブックブラスト)

著:凸田 凹(とつだ・ぼこ) イラスト:ばん!

「吼えるぜッ!!」

ブックブラスト2017年9月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。

ブックブラストから2ヶ月連続でロボットもののラノベが刊行ということで取り敢えず買っちゃう系男子。
あっ、こっちは表紙にめっちゃ目立つ形でロボットがいますね。

主人子である高校2年生、壬生吼介(みぶ・こうすけ)は地球防衛機構《獣の檻》の依頼で出動する巨大ロボ《ギガント・ギア》のパイロット。
他人との距離を置いて生活する吼介が、パイロット候補生の鉢峰凛の面倒を見ることになって……。

やはりパッケージングには気を遣っているのか、ロボットものでありながら粗筋からコメディ寄りの雰囲気を出してみたり、帯でも幼馴染みのお姉さんと後輩女子という魅惑的なキーワードをちらつかせている。

しかし、その実態は真っ当なスーパーロボットものという印象。ただ、文章媒体なのでやはりくどいくらいにアツさを強調しないとあまりスーパー系らしさが感じられないのが惜しいところか。

クライマックスで世界中の《B-stone》が共鳴してタイトルの意味が明らかになるシーンは盛り上がりどころとして非常に良い展開だっただけに、もうちょっと溜めがあれば……と。

シルバーウルフの発進シーンって、もしかして『無敵ロボ トライダーG7』のオマージュだったりします?

らぶこめちっくな要素をチラつかせているので、その辺はもうちょっと入っていても良かったんではないかと思う。
幼馴染みのお姉さんということでボルテージマックスだったんだけど、どうにも俺の好みではなかったようだ……。

うーん、2巻どうすっかな……。もう1冊だけ読んでから判断するかな……。

燃:A 萌:A- 笑:C+ 総:A

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Posted by お亀納豆