【ラノベ】新妹魔王の契約者ⅩⅢ【13巻/最終巻/感想/ネタバレ】
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)
「…━━最近、普通の9Pだと何だか物足りないとは思いませんか刃更さん?」
えぇ……(困惑)
2021年4月の新刊。約2日の積み。3年振りの新刊。まさか今更新刊が刊行されるなんて誰が予想出来ただろうか。
本編が完結した時点で予告はされていたものの一向に出る気配が無いからてっきり頓挫したものとばかり……。
表紙はウェディングドレス姿の澪。奇乳はちょっと……と思っちゃうが、歯を見せて笑う表情は魅力的ですね。
総扉は対になるかのような白タキシード姿の刃更でエモい。
って褒めたら、この後は8人のヒロイン達の淫らなウェディングレス姿でお下品極まりないのよね……。やり過ぎちゃうか……。
8人の妻との結婚式当日。刃更はこれまでの日々を思い起していた……という形で様々なメディアミックス時に書き下ろされた短編に加筆修正を加えてまとめたものとなっている。
そうそう、エロいことをしてる時でも真面目な事を考えてるから、つい忘れがちになるがこのシリーズはコメディをやっても面白かったんだよなぁ。
世界一エロいラジオ体操第一とかいうパワーワードすこw
極嬢淫夢シータちゃん、欲し過ぎるやろがい……。いくらで買えるんや……。
シリーズ中盤くらいまでは良い塩梅のエロだったのだが……。イラスト的にもこの頃が一番良いような。
1枚だけ本編コミカライズ担当のみやこかしわさんが描いた挿絵があるんだが、これは特典の時にあったものをそのまま収録したってことなんだろうか。
七緒が眼鏡+ペラペーラハダカワイシャーツ!でグッときましたね……。そうや、デカ過ぎる奇乳とか要らんかったんや!
万理亜が真剣に9P時のフォーメーションについて考えてるの、超絶おバカで良いよな。何をタクティカルに考えとんねんw
書き下ろしパートは基本、刃更と滝川が会話しているだけってのが逆に良いよな。女性キャラ比率が多くてお男の友情がちゃんと描かれている作品は良作も法則。知らんけど。
総評
そんなわけで限界突破のエクスタシーバトル、スニーカー文庫『新妹魔王の契約者』全13巻、これにてフィナーレ。足掛け8年5ヶ月。
出すと宣言していたⅩⅢ巻が結局出ないまま変な感じで終わってしまう、とならなくて良かった良かった。ⅩⅡ巻の時に書いた総評をコピってきて加筆するか。
巻数が進むにつれて、文章とエロ描写の癖が強くなっていったのが好き嫌いの別れそうなシリーズとなった印象。
エロにしてもがっつりドエロ!!!!という感じで可愛さが薄れていったのがちょっと俺にはハマらなかったかなぁ。まぁ、長期間積んだ所為で盛り下がってしまった側面も否定は出来ないのだが。
どっちかっつーと、男キャラの方が魅力的だったように思う。いや、性的な意味ではなく。エロとの対比で、より良く感じたんだろうか……。
世界観やバトル設定の構築自体はきっちりしていて面白かったので、別にそこまでエロを押し出して勝負する必要は無いんじゃないかと思うが、もう戻れへんやろなぁ。
新作の準備はしてるのかしら。『やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯』も止まってるんだけど、体調不良か何かなんだろうか。
燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A
シリーズリンク
・新妹魔王の契約者ⅩⅡ(2018/04)
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