いつか天魔を斬る魔女 <1>

いつか天魔を斬る魔女 (1) (角川コミックス・エース 356-1)
原作:鏡 貴也 漫画:江戸屋 ぽち キャラクター原案:榎宮 祐

「一級魔女璃依音・アルトマン参上!!ここは私が制圧する!!」

2011年12月の新刊。コンプエースで連載中の、ファンタジア文庫『いつか天魔の黒ウサギ』のスピンオフコミカライズが単行本で登場。
タイトルの「魔女」は「ヘクセン」と読みます。

主人公は原作にも登場してるテンペロン・クローリー所属の璃依音。彼女と、その仲間達が契約悪魔と共に色んな任務に立ち向かうお話……だと思う。
コンプエースのカラーを意識してか、登場人物は女の子ばっかり。テンペロン・クローリーがそういう設定だからなぁ。

コミカライズと言っても、内容は原作者である鏡さんの完全書き下ろしストーリーで、現段階では本編との接点はほぼ無い。
せいぜい、ヒメアのシルエットと《預言》という言葉が出て来たくらいで。

何だかんだで設定が重いのは、いつものことですね。
掲載誌が掲載誌なので乳首券発行なんだけど、この絵面でやられてもなぁ、と。

元々原作にテンペロン・クローリーが出て来たときに、既に本作の構想はあったんだろうか。
作画はどうかなー。コンプエースにしてはマシと見るべきか……。

ってなわけで、ちょっと様子を見たい『いつか天魔を斬る魔女』でした。コンプエースのラノベコミカライズというと、2巻完結ばっかりな気がするけど、果たして……?

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
いつか天魔を斬る魔女 <2>(2012/07)