とらドラ10!
「もうすぐ俺は十八になる」
「嫁にこい」
「俺のこれからの日々を、これから先の全部を、すべてを、おまえと一緒にやっていく。一緒に暮らそう。これからずっと」
約一日の積み。今月は十日が火曜なので最速四日フライングです。関東とかだったらもっと早いのかもしれんが。アニメラストスパートに合わせてと思われる隔月刊行。ただ、本編としては五ヵ月振り。
らめぇぇええええええええ、早く読まないとアニメでネタバレされちゃうぅぅぅうううううう!!ということで優先消化。
さて、本編最終巻。表紙は当然大河。最後くらい竜児を出してあげても良かったんじゃないかと思う。
大河を連れて現実から逃亡した竜児は大河にプロポーズ、友情パワーに支えられ、やっちゃんと和解。彼女と両親のわだかまりもある程度解消したところで、大河は姿を消す。だが、彼女が帰ってくることを信じて待つ竜児。
そして新しいこれからが始まる、というオチ。やっぱりラブコメじゃなくて青春小説だよなぁ。まぁ、今の御時世、ラノベのキャッチフレーズに「青春小説」と謳って売れるとは思えんが。
何にせよ、落ち着くべきところに落ち着いた結末という印象。アニメとして映像化されたときに凄まじい破壊力を発揮しそうで今からガクブルです。主題歌流されたら確実に泣く。
あとは大河を信じて教師生命を賭けた独身(30)が格好良過ぎた件。
本編は完結したが、文庫の刊行がこれで終わる筈もなく、『スピンオフ』が出るようです。更に、画集とガイドブックが。ガイドブックは中身次第かなぁ。なので、総評は『スピンオフ』が出切ってからにします。
ところで、電撃の缶詰の表紙が『アスラクライン』なんですが、操と奏っちゃんがとても可愛いです。アニメはKBSで映ることが確定。た え た!
この本と同日に阿智さんの『血吸村へようこそ』が出ているが、これは電撃文庫MAGAZINEに掲載された特別短編に加筆修正を加えたものと思われる。ってことはうえお久光さんの『紫色のクオリア』も文庫化するかもしれないってことか!
燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A
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