仮面ライダーダブル 第46話「Kが求めたもの/最後の晩餐」
「私の人生に後悔は無い。踊ろう母さん、あの日のように……」
2週振り。
辛うじて変身は出来たものの、〈テラー〉の恐怖の前に、為す術が無い翔太郎。テラードラゴンに重傷を負わされた照井。
琉兵衛達にフィリップを攫われるも撤退を余儀なくされた探偵事務所の面々。
園咲家では10数年振りに食卓に家族全員が揃っていた。だが、それは家族が仲良くするためのものなどではなかった。
それは文音と冴子が若菜に懺悔するための場だった。
シュラウドは既に自分自身の敗北を認めているので、戦意ゼロ。ただ、フィリップに切札は翔太郎だと告げる。それが彼女に出来る母親としての愛なのか。
冴子は勿論猛反発。ナスカ・ドーパントに変身してクレイドール・ドーパントと激突するが、エクストリームの力の前にメモリブレイクされてしまう。
地球の巫女とは生きたガイアメモリ製造機のことだった。フィリップは再び井戸に入ることで、この製造機の制御プログラムとなる。そのためにはエクストリームへと至ることが必要だった。
これで大体ミュージアムの目的は判明したか。
フィリップの別れの言葉、亜樹子の叱咤で再び立ち上がった翔太郎。
データに分解されたフィリップだったが、ダブルの変身システムの特性を利用してダブルの中に意識を戻し、肉体は〈エクストリーム〉がサルベージ。
ここから反撃が始まる。
テラードラゴンにはアクセルガンナーが対抗。すぐにガンナーAが破壊されたので、アクセルタービュラーに換装。これって多分玩具でも再現出来るんだろうな。
タービュラーとドッキングしたまま、上半身だけライダーフォームに戻って戦うとか格好良過ぎるだろ……。
〈アクセル〉のマキシマムドライヴではエンジンブレードを突き出して突貫攻撃。これがまた格好良いんだよなぁ。
ストライクブースターを装備したストライクガンダムを思い出す。
ダブルはサイクロンジョーカーエクストリームでテラーを大撃破。〈エクストリーム〉のマキシマムドライヴがテレビシリーズで成功したのって初めてだっけ。
恐怖に打ち勝った翔太郎の展開補正で勝利したのかと思いきや、恐怖に打ち勝った相手は苦手という設定がちゃんとあるらしい。
テラードラゴンが突っ込んで爆発炎上した園咲邸と共に、琉兵衛は人生の幕を閉じるのであった。
これは平成ライダー史に残る名シーンになると思う。壮絶でした。
フィリップという制御プログラムを失った若菜は暴走。そんな彼女は加頭に救われていたが……。加頭がラスボスなんだろうか。
もしかして財団Xは出資先の団体がアボンしたときに、その技術を回収して自分達にフィードバックしてるんだろうか。
『MOVIE大戦2011』では財団が敵ってのも面白いかもしれん。
次回、『残されたU/フィリップからの依頼』。ラスト3話をまとめて1本のエピソードにするかと思ったけどな。
残るアルファベットはEとZ。ラストはZか、はたまたもう一度Wか。
燃:S- 萌:B- 笑:C 総:S
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