C^3 -シーキューブ- 第十二章「超越者は何処にでもいる Human」

「私は人だ。人になりたいのだ!」

OP後の提供バックがカントクさんのイラストだった件。いつもゲストイラストはエンドカードだったから、凄い不意打ちだなw

さて、アリスとのバトルもクライマックス。フィアはアリスの分身を《人体穿孔機》で殺してしまう。
流石に、やり過ぎたらしくグロ規制が入りました。円盤では一体どれくらいアレなことになっているのだろうか……。

更に、いんちょーさんのお腹の中に手を突っ込んで内臓ぎゅーとかハジケ過ぎていて吹いた。

この危機に駆けつけてくれたのは白穂とサヴェレンティ。彼女達の助けもあり、春亮達は何とかアリスを撃退する。
しかし、アリスを回収に、ビブオーリオ家族会の父君アビスが現れる。彼は一度、本来の姿に戻り、フィア達の攻撃をはじくが、人の姿に戻ったときには全裸に。
いや、確かにそうなんだろうけど、忠実に再現すんのかよw
真面目なシーンでおっさんの裸とか……。帽子だけ被ると、余計に犯罪者チックだよな。

更に、アビスに付き従う二階堂クルリも登場。台詞は無かったけど、原作ではこのタイミングで登場していないから、こういうファンサービスは嬉しい。

日常に戻ったフィア達は再びダンスの練習を再開するが、これにはいんちょーさんも参加。
原作ではジャージ姿を暑いと感じたいんちょーさんがTシャツ+短パン姿になる描写があるが、アニメでは《ギメストランテの愛》だけになってました。何でやねんw
どんなぶっ飛んだサービスだよ。

その後の人達を描いたEDでは、入院している日村や、今後登場する闇曲拍明とン・イゾイーの姿も見られる。

最後にフィアは春亮から、「ただの道具なら、自分が人間か道具かなどと考えない」と気付かされる。
原作では、この辺の話は黒絵としてるんだよな。最終回用に改変した感じだな。

最後のエンドカードはキャラデザ自らということで、さそりがためさん。

総評

ってなわけで、電撃文庫原作の萌エグロ小説『C^3 -シーキューブ-』テレビシリーズ全12章、これにて完結。
SILVER LINK.制作って時点で期待はしてたけど、想像以上の出来で嬉しい限りでした。
映像が付いたお陰で、原作よりも面白くなった気がする。
前期主題歌は可愛かったし、後期主題歌は超格好良かったしな。
燃えと萌えのメリハリが効いていたのが良かったと思います。

原作3巻までを丁寧に描いた構成は無難ながらも納得のいくものだったな。
是非2期を作っていただきたいところですが、その辺どうなんですか。十分圏内だと思うのだが。

ちなみにサブタイに最終章と書いていないのは、DVD最終巻に収録されるオリジナルエピソードがあるからです。
水瀬さんが書き下ろすオリジナルエピソードで、破廉恥方面に特化していそうな感じだな。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
第十一章「狂信者は何処かにいる Mother’s warm hospitality, and the lovely crash」

アニメ,電撃文庫

Posted by お亀納豆