C^3 -シーキューブ- ⅩⅢ

C3‐シーキューブ〈13〉 (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:さそりがため

「これで、二つ、二つ同時に、臍が見えるように……最高……二つの最高が合わさってより最高に見えるよ、臍、へそ、おへそっ。つるつるの穴。すべすべの穴。吸い込まれそうだ。何もかもを吸い込んでくれそうだ、ああ、入りたいよ、入りたい……」

2011年12月の新刊。約4ヶ月2週間半の積み。隔月刊行です。
表紙のフィアはメイド服姿。やっぱりしまぱんだけど、ひもぱんかどうかは定かではない。
ちなみにメイド服は本編と何の関係無いよ!

さて、今回はシリーズ2度目の短編集。口絵は電撃文庫MAGAZINE掲載時のカラー扉をそのまま収録+これまでの公式海賊本に収録されたハレンチなイラストも。ただ、後者の方は通常の文庫にそのまま載せるのは問題があったらしく、一部隠されていたりする。

連載分収録は順当に『湯けむりに消えたヌポワ』『妖刀村正血風録』『びゅーてぃ・あんど・ざ・びーすと? ~桜参白穂、狂奔する~』『スノウメルトの人口密度』の4本。
まぁ、この辺は比較的記憶に新しいところではある。いや、ヌポワの正体とか忘れてましたけどね。

で、書き下ろし『汝は春亮なりや? -Imitation of Life-』。偽物の春亮が次々とヒロイン達に変態行動を仕掛けていくという短編。
実にけしからん。挿絵がもっと多ければ、更にけしからんかったのだが……。

各短編の合間には竜島/竜頭師団の切子とフォーティーンによる各ゲストキャラの強さ解説コーナーが。何、この誰得なんだか、よく理解らないコーナーは。
前の短編集のときの禍具解説コーナーで良かったのに。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
C^3 -シーキューブ- ⅩⅡ(2011/10)
C^3 -シーキューブ- ⅩⅣ(2012/07)

電撃文庫

Posted by お亀納豆