C^3 -シーキューブ-ⅩⅣ
「呪いを解くためならいくらでも手伝うって、言ってましたよね、春亮くん。そんなことを言った以上……覚悟してもらいますよ。このわたしの呪いも、なんとかして、くださいね……?」
2012年7月の新刊。約11ヶ月3週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。
表紙は帯を外すまでもなく何だか嫌らしい感じの寝巻姿のフィア。ネグリジェ……なのか?例のごとく、本編とは何の関係も無いよ!
さて、前巻が短編集だったので、シリーズ初の鬼引きから9ヶ月振りの本編進行となる。
竜島/竜頭師団の第二位ニルシャーキに、このはを奪われた春亮達は蒐集戦線騎士領の騎士リリィハウルと一時的に共闘することに……。
春亮にとっては、このはは姉であり、母であり、幼馴染みであり、そして……という感じで、登場人物の中では、ぶっちぎりでデカイ存在なんだよなぁ。乳的な意味でなく。
何だかんだ言いながらも、今までの戦いは温かったんだと思わされる。
ようやく春亮と、このはの出会いが明らかになるが、よく考えたら、結構長い期間、春亮は年上のエロいお姉さんと一つ屋根の下状態だったんだな。けしからん。実に、けしからん。
そして満を持しての、このはの告白シーン。このタイミングということは、このはエンドの可能性は潰えたっぽいけど、これはグッとくるな。
こんなシリアス展開だというのに、しっかりサービスシーンも入れてくる根性は流石。
緊縛されてるフィアがエロ可愛けしからんので、もっとやりたまえ。
そして、遂に帰ってきた父、崩夏は何と美女で……?というところで続く。え、何、叙述トリック的なことだったりするの……?
次は2012年10月にⅩⅤ巻、2013年3月にⅩⅥ巻『episode CLOSE/the first part』、6月にⅩⅦ巻『episode CLOSE/the last part』、9月に新作『鮎原夜波はよく濡れる』。
燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A+
シリーズリンク
・C^3 -シーキューブ- ⅩⅢ(2011/12)
・C^3 -シーキューブ- ⅩⅤ(2012/10)
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