あとみっく文庫雑感
今年の七月にキルタイムコミュニケーションが創刊した自称ライトノベルレーベル、それがあとみっく文庫である。
公式サイトには「二次元ドリームノベルズっぽいノリを継承しつつ、カラーイラスト増量&文庫サイズで手軽に楽しめます!今のラノベじゃ物足りない!と思っているアナタに送る、ちょっとエッチなライトノベルレーベルです」などと書いてある。
先日、このレーベルの『借金お嬢クリス』を読んだので、創刊から、これまでにレーベル全体から受けた印象をざっと記しておく。
どう見ても美少女文庫です。本当に有り難う御座居ました。
だって、このレーベルがラノベ扱いされてんの見たことないもの!
行きつけの書店ではラノベはシュリンク等がされていないのだが、あとみっく文庫にはビニールが巻かれ、更に二次元ドリーム文庫の隣に陳列されていた。一度、新刊がラノベ新刊台に置かれたことがあったが、すぐに消えたので、恐らくただ置き間違えただけだったのだろうw
ブックオフではがっつり美少女文庫のコーナーにあったし、アマゾンやe-honでも官能文庫扱い。
新刊情報を掲載しているサイト、ラノベの杜でもジュブナイルポルノ分室に掲載されてるし、『このラノ』でも一切触れられていない。
ネットで感想書いてあるサイトを探しても、基本的にラノベ感想サイトには書かれていない。どこになら書いてあるかと言うと、美少女文庫のレビューサイトです。
帯に書いてある「今のラノベじゃ物足りない!と思っている貴方に!」も、きっと「今のラノベ(のエロス)じゃ物足りない!と思っている貴方に(送る美少女文庫)!」という意味に違いない。
これで内容がおとなしかったら、擁護のしようもあるんだろうけど、全然ないよ!がっつりエロイよ!
これでちょっとえっちなら、『H+P』とか『ハイスクールD×D』なんか、国語の教科書に載せられるわ!
編集部基準で凄くえっちって一体……。乱○パーティーとかか?
結論、あとみっく文庫は美少女文庫。
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