【ラノベ感想】ナイツ&マジック 1巻

ナイツ&マジック 1 (ヒーロー文庫)
著:天酒之瓢(あまざけの・ひさご) イラスト:黒銀(へいいん)

「そうです、そうじゃないですか、そもそも国に支給されるような機体ではあまり派手に改造もできないではないですか!どうしてこんな単純なことに気がつかなかったのでしょう。カスタマイズはメカの華、どのみち全身くまなく改造するにはそれ相応の知識が必要です……迂闊でした」

ヒーロー文庫2013年1月刊行物。約3ヶ月の積み。
イラストは黒銀さんは、近年色んなところで挿絵描いてるよな。どれもパッとしない感じだが。

さて、本作は自作小説をうp出来るサイト「小説家になろう」で連載中の作品を大幅加筆修正の上、文庫化したもの。
そもそもレーベル自体が、このサイトの掲載作品を文庫化するためのものっぽい。滑り出しは好調のようですが。

ファンタジーロボットもので評価も高そうだったので興味はあったんだけど、いやいやロボットものってだけで買ってたらキリが無いなと自重してました。
でも、元バイト先に何故か置いてあったから「仕方ないなぁ、のび太君は」という気持ちで買いました。

さて、主人公、倉田翼はプラモ制作が趣味とするメカヲタクの社会人。ある日、事故で死亡した彼は気付くと、巨大ロボット幻晶騎士(シルエットナイト)が存在するファンタジー異世界で女顔の美少年エルネスティとして転生していた。
幻晶騎士に一目惚れしたエルは機操士(ナイトランナー)を目指して邁進するのだった……というお話。

文庫化を前提とした構成ではないので、幼年期から始まり、今回のラストで12歳にまで成長するという展開となっている。
1冊の間に何年も時間が経過するのは非常に珍しい構成。

基本的には、エルがロボットに乗りたい一心で、ひたむきに努力するストーリー。幻晶騎士絡みでは暴走するものの、筋は通しているので、俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEなぐう聖状態。
夢に向かって着実に進んでいくエルが眩しいですね。

設定は割と細々しており、周りを固めて巨大人型ロボットの存在に説得力を持たせようとしている。
どうせなら巻頭なり巻末なりに幻晶騎士の設定資料集的なものを付けておけば良かったと思うのだが。

あれ、何で後書き無いの?
ってな具合で、潔く売れ線から真逆の方向へ逆走する『ナイツ&マジック』でした。加筆修正をしているからか、まだwebでも読めるみたいですね。
ちらっと見たけど、ストーリーはともかく文章は相当修正してるみたいだな。

相当ストックがあるのかと思ったけど、どうも文庫5冊分くらいしかないみたい。追いついたら、どうするんだろう。
次は2013年5月に2巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ナイツ&マジック <2>(2013/05)

アニメリンク
ナイツ&マジック 第1章「Robots&Fantasy」

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ヒーロー文庫

Posted by お亀納豆