映画 半分の月がのぼる空

半分の月がのぼる空 [Blu-ray]

「お父さん食べてへんて」

電撃文庫原作の実写映画。ケーブルテレビで放送されたので、原作を持っている身としては一応観ておこうかと。
そういや、これテレビドラマ化もしてたんだな……。

確か映画の公開に合わせて、ハードカバーで刊行されたリメイク完全版をベースに映画オリジナルのストーリーが展開している筈。
前半はそうでもないけど、後半は、ほぼオリジナルだと思う。
完全版準拠のため、登場人物は基本的に伊勢弁で喋ることに。

里香が手術を受けるのを決意するまでは大体、原作通りの展開なんだけど、そこから時間は一気に跳んで、里香を喪った裕一の姿が描かれていく。
ここから、どんどん混乱させられるんだけど、どうやら最初から登場していた夏目先生は成長した裕一の姿で、終盤まで時系列の異なるシーンが、さも同時に起きている出来事かのように描かれていた、ということらしい。

いやいやいやいや、どこでミステリみたいなトリック使っとんねん!最後の最後で、こっちを混乱させる演出って、どうなの?
俺、最初は大泉洋さんが1人2役演ってるんかと思ったわ。はいはい、俺の理解力が無いだけですねそうですね。

よくよく考えたら、俺、未だにドラマCDに付いていたブックカバー使ってるわ。汚れが目立ちにくい色だから、ついつい使っちゃうんだよな。

燃:C 萌:C+ 笑:B 総:B+

ドラマ,映画,電撃文庫

Posted by お亀納豆