薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ
著:十文字 青 イラスト:BUNBUN
きみのことが嫌いじゃないって思うだけで、こんなに辛いんだ。
好きだなんて、思えない。
たまに、一人きりのときに、きみのことを思い浮かべる。ふっと、思い浮かぶ。
ここにいるんだ。
僕の胸の中に。
もう、いるんだ。
なんだか、それだけでいいような気もするんだ。
約二ヶ月一週間の積み。四ヶ月振りの新刊。表紙はマリアと《秩序の番人》の副長ヨハン・サンライズ。久し振り過ぎて、最初誰か判らんかった。
さて、ルーシーの父親がSIXではないかという可能性に行き当たったZOOは振興ブランド、リヴァイスのレセプシヲンに潜入することに。
一方、《秩序の番人》の面々もSIX復活の報を聞きつけ、復讐の刃を研ぎ澄ませていた。だが、それは向こうも同じ。SIXの罠に掛かり、《秩序の番人》はまたしても危機に陥るのだった。
まだ話には絡んできていないが、ベアトリーチェがちょくちょく顔を出しているってことはやっぱり巻き込まれるんだろうか。
どうでも良いが、ユリカと飛燕のイチャイチャっぷりは異常。
どうでも良いと言えば、今は遠い地に居る髭だが、全く本名言われずに、ずっと髭としか言われていなくて吹いた。
またもやファンタジア文庫『いつか天魔の黒ウサギ』の折り込みチラシが入っておりました。こんだけプッシュしておいてアニメ化しなかったら詐欺だw
燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません