【漫画】パタリロ! 57巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「なにっ貴様キカイダーか!」
1995年5月刊行物。
おや、1話毎のページ数が少なめのエピソードがありますね。掲載誌の状況によって指定されてるのかな。
今回からストーリー上の一部のシーンが4コマ漫画の構成になるという変則なつくりに。ただ4コマで割っているだけでなく、一応4コマ毎に軽いオチがついている。これはどういう意図なんだろうな……。変に密度が上がって読み難いような。
『隠れ名君』はヒギンズⅢ世の隠し子が登場。何回でも言うけど、危急時に国民をちゃんと守るのパタリロの格好良さズルいんだよなぁ。まぁ今回は完全に自分の軽挙で国がピンチになったわけだけども。
あまり気にしたこと無かったが、バンコランのアイシャドウって天然なのね。アイシャドウって天然なんて有り得るの?
今回6本中3本がミステリということで、またミステリ要素が帰ってきたのね。
その中でも『雪の王国』はしんみりする読み味が良かったな。
読切『薔薇の吐息』は耽美な作風ではあるが、狂気に堕ちた兄弟の末路がゾッとしましたねぇ、えぇ。
燃:A 萌:A- 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 56巻(1994/12)
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