棺姫のチャイカⅧ

棺姫のチャイカVIII (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「見損なわないで貰いたい。兄様は女衒などではないぞ」
「他人にあてがう位なら自分が弄んで食い散らかす。それが兄様だ」

2014年1月の新刊。約2日の積み。半年振りの新刊。
表紙は新登場、『黒』のチャイカ、アリーナとイリーナ。つまり表紙はチャイカ縛りなのか。
ヴィヴィが出たことがあったけど、結局は彼女もチャイカになったし。

さて、今回の舞台はハルトゲン公国。この国の武芸大会の優勝賞品に『遺体』があると知ったトール達は、ひとまず大会に参加することに。
しかし、大会には『紅』のチャイカとヴィヴィもやってきており、更にはハルトゲン公王の愛する双子の娘もまたチャイカで……。

中盤くらいまで読んだところで、あ、これ1冊で終わらねーわと思いましたw
アニメ放映を控えて、話をどんどん進める必要が無くなったためか、情報が凄い小出しでモヤモヤする。

結局、チャイカとはどういう存在なのか。ギイの存在はこの世界の外側のものなのか、とか。

そんな中、紅チャイカのデレが止まらない。普段はツンツンしてるくせに、頷くときは『白』と同じ「うぃ」って言うのはズルいよな。
アニメでは、どんな発音になるのか楽しみ。

アニメと言えば、フレドリカは多分アニメで見たら、3倍増しくらいで可愛く見える予感。

後書き曰く、アニメスタッフに最終巻までのプロットは渡してあるそうな。ってことはラストまで出来るだけの尺があるってことか?つまり2クール?
メチャンコ温めてからアニメ化した『東京レイヴンズ』が2クールだったし、十分有り得るよな……。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅦ(2013/07)
棺姫のチャイカⅨ(2014/04)