新潮文庫版 十二国記 黄昏の岸 暁の天
「天にとって━━王は━━私たちは一体、何なのです!?」
2014年3月の新刊。約2週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
サブタイの「天」は「そら」と読みます。
さて、これまで描かれてきた陽子と泰麒の物語が合流し、新たな長編へと繋がっていく。
ようやくエピソードゼロにあたる『魔性の子』の謎が明らかに。
行方不明になった泰麒を捜すため、各国の王と麒麟が続々と集まる。やだ、燃える……。
新たに氾王と氾麟が登場か。ロリババア!ロリババア!(ぉ
2人のフリーダムな振舞いは主役として描かれれば面白そうだな。
泰麒捜索にあたって、舜にも声が掛けられているが、拒否されてるんだよな。柳は国が傾いており、それどころじゃないだろうから断るのは理解るんだが、舜にも何か理由があるんだろうか。
この国だけ、全然内情が見えないんだよなぁ。
やっぱり王と麒麟がわんさか出て来ると面白くなるな。
問題なのは阿選の謀反の理由か。その振る舞いは国を乗っ取ろうとしているようではなくて……。
彼に賛同する者も多いというし、何か秘密がありそうだな……。もしかして世界のシステムの一端を知ってしまい暴走しているとか……?
今回、かなり世界のシステムに突っ込んだ話をしてるんだけど、今後もその秘密に迫っていくんだろうか。
そんなわけで待望の書き下ろし長編は案の定発売時期未定だよ!やったー!
期待せずに気長に待とう……。
燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・新潮文庫版 十二国記 華胥の幽夢(2013/12)
・十二国記 白銀の墟 玄の月 一巻(2019/10)
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