【ボーダー】すべては装丁内【感想】

10月 21, 2019 by
Filed under: LINE文庫 

すべては装丁内 (LINE文庫)

著:木緒 なち イラスト:三嶋 くろね

「すべて装丁の中にある。本には、ぜんぶのことが詰まってる。だから迷ったら、本を見るといい」

別作品もぜってえ、

なんとかするっっっ!!!

LINE文庫2019年10月の新刊。約3日の積み。MF文庫J『ぼくたちのリメイク』でお馴染みの木緒なちさんが創作系のお仕事ものを出すということで気になって購入。
自身の経験を活かし、この本のデザインも木緒さんが手掛けている。
ちなみにLINE文庫初挑戦です。

元々はLINEノベルに掲載されていたものなのか。
さて、新米編集者である甲府可能子(かのこ)が依頼したデザイナーは業界でも有名な偏屈男、烏口曲(からすぐち・まがる)だった。何とか依頼を引き受けてもらおうと奮闘する可能子だが……。

タイトルにもあるように、あくまでも1冊の本を作る全工程の内の装丁の部分にのみスポットが当てられる構成となっている。
へ~、装丁って外身だけじゃなくて中側まで手を入れるものなのか……。

編集や執筆にスポットを当てた作家ものなんかは昨今増えてきたが、装丁という工程を扱うのはそれこそ木緒さんにしか出来ないネタだよなぁ。
「ぜってぇなんとかする」は明らかに『ぼくたちのリメイク』のセルフパロだと思うが、何とか出来てなくて草。

読み終わった後に、この本のデザインを見返したくなるの、まんまと木緒さんの術中にハマってる感じがして悔しい。
そう考えると、タイトルもまた意味深。そこまで計算の内ということか。おのれディケイド!

エピローグでは明らかに烏口さんに苦い過去があると匂わせて終わっているが続編が出ること前提なのかしらね。
続きが出たら読もうと思います。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

著者リンク
ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう!(MF文庫J、2017/03)

イラストリンク
勇者と魔王のバトルはリビングで(HJ文庫、2013/12)
さくらコンタクト route A 小河桃子(このライトノベルがすごい!文庫、2014/03)
ロクでなし魔術講師と禁忌経典(ファンタジア文庫。、2014/07)

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