とある魔術の禁書目録 <22>
「テメェが、そんな方法でなけりゃ誰一人救えねえって思ってんなら」
「まずは、その幻想をぶち殺す!!」
約3ヶ月半週間の積み。隔月刊行です。さあ、19巻くらいから続いていた第3次世界大戦編、ようやく完結でございますよ。
正直、何巻からってのは、はっきりしてないんだよな。『神の右席』編として12巻から考えた方が良いのかな。
浜面の前には、しつこく麦野が現れたが、意外とか何とかなっちゃった不思議。何とかなったどころか、味方に引き込んじゃうというミラクル。でも、冷静に考えたら、上条さんがいつもやってることだったわ。
一方通行はびっくりするほど最終巻でした。一命を取り留めた打ち止めを抱き締め、黒かった翼は白く輝き、笑顔を浮かべて、愛する者を守るため飛び立つ。
お前、誰やねんという感じで。いや、良い盛り上がりどころでしたが。
そして、いつも通り右方のフィアンマをぶっ飛ばした上条さんはその勢いで、大天使さえもぶっ飛ばしてヒーロー中のヒーローとなり、行方不明となるのでした。
インデックスと美琴、ダブルヒロインが悲劇過ぎる。特に、美琴はようやく上条さんの立つ戦場に追いついたってところだったのになぁ。
そんなわけで、第3次世界大戦まで勃発しちゃって、どこまで風呂敷広げんねん状態、このまま完結まで突き進むんではないかとさえ思えた、このシリーズですが、え?まだまだ風呂敷広げ切ってないよ?と言わんばかりのアレでして。
物語は2011年3月『新約 とある魔術の禁書目録』へ━━━━
上条さん不在の世界の物語らしい。最初、タイトルを見たときは増えまくった要素を1巻のストーリーにフィードバックするのかと思ったんだが。
巻数増え過ぎたからリセットしたのかな。『シャナ』は20巻突破したものの、収束の兆しを見せてるけど、こっちは終わる気配無いしなぁ。
それとも、外伝的な扱いで、しれっと23巻が出たりするんだろうか。
2010年11月には『ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影』が出てます。
燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+
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