【ラノベ】回復術士のやり直し10 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~【10巻/感想/ネタバレ】

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著:月夜 涙 イラスト:しおこんぶ

「我の哀れなケツ穴を見るがいい。ひくひくして、濡れそぼっておる。我をこうしたのはケヤル殿だ!」

※ゴリゴリのオスのセリフです。
2024年4月の新刊。約2日の積み。3年3ヶ月振りの新刊。『世界最高の暗殺者』7巻からは1年8ヶ月振り。
てっきりこのままフェードアウトしてしまうのかと……復活出来てほんと良かった良かった。
実はリアルタイムで読むの初めてなのよね。

表紙は誰かと思ったら実質新キャラ、赤竜人族の長ラグナなのか。ケヤルはその後ろで悪い顔しとるな~w
え、このラグナの衣装のハイレグ具合、ナーフ喰らってこの角度なの……?デザイン時はどんだけエグい角度だったんだよw

さて、魔王軍と赤竜人族の対立の理由を探るため、赤竜人族の元へと赴いたケヤル。ケツ穴を起点にトントン拍子で話が進んでいくの笑うわ。
赤竜人族の英雄ヒセキ、めっちゃ格好良い武人なのにケヤルにケツ穴を掘ってくれとねだってくるの展開がハイエンド過ぎるでしょw

見えてきた、世界をゲームの舞台として遊んでいる謎の存在の影。上位存在ってことか。グレンの使ってる言葉から考えると、ケヤル達のいる世界は俺達が暮らす現代世界が創り出した箱庭世界って感じなのかな。

いやしかし、こうなってくると勝ち筋が見えないんだよな。ケヤルが逸脱し始めたから後付けでルールを追加して殺そうとしてきてるっぽいし……。
世界への干渉が完全に自由に出来るわけではないみたいなので、そこがつけ入る隙になれば良いのだが……。

久し振りに直接的な性描写が。ラピス、イヴに隠れていたすという特別エロいシチュエーションで攻めてくるのえっちが過ぎるな……。
ヒセキのケツ穴擦りもあって、中盤までは和やかな進行だったのだが、世界外の力がいきなり牙を剥いてきたことで一気に危機的状況に。

イヴの魔王化の進行速度は異常なまでに早くなり、勇者候補と魔王候補の紋章を併せ持つ強敵達が襲い掛かってくる。
あっぶね~!ラグナに首を切断されるも攻撃が鋭過ぎたことが逆に功を奏してゲオルギウスの【自動回復】が成立するとは……。
しかしこの直後、ゲオルギウスを喰われてしまって。襲い来る絶望のスピードが半端無い……。

ラピスも強制的に暴走させられて、イヴも限界が近い。更にエレンはブレットを勝利の鍵として送り出して死亡。
ブレットも窮地を救ってはくれたが、自分の性欲を満たすためにケヤルに殺されて死亡。
くそっ、なまじ世界そのものをやり直すという選択肢がないではないだけに損切りのラインに苦しむことになるとは……。

世界をやり直せばケヤルと関係性の深い者は記憶を引き継げる可能性があるらしい。その望みに賭けて、2度目のやり直しへ。
ここにきてまさかのもう一度やり直しとはね……。盛り上げてくれるじゃないの。

今回、終盤の緊張感が半端無かったな……。これは続きも楽しみだぞ。『暗殺者』の新刊だけじゃなく新作も準備しているらしいので暫くは出なさそうだけど……w

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S-

シリーズリンク
回復術士のやり直し9 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2021/01)

著者リンク
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 7巻(2022/08)

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角川スニーカー文庫

Posted by お亀納豆