スイートプリキュア♪ 最終話「ラララ~♪世界に響け、幸福のメロディニャ!」
「もうひとつの声も、きっと新しい音楽を奏でてくれる筈。そしたら私達の鼓動のファンファーレを響かせよ。それぞれの夢に向かって!」
アバン無しで、いよいよ最終回。ラストエピソードを戦闘無しで、全てエピローグに割いたのは史上初。思い切ったな。
サブタイの「幸福」は「しあわせ」と読みます。
ノイズを撃破したことにより、取り込まれていたハミィ、音符達、トリオ・ザ・マイナーが出て来た。
しかし、ハミィは音符を楽譜に定着させた後、眠りについてしまう。
響達はハミィを目覚めさせるために歌を歌うことに。ここで遂にキャラソンの出番か!と思ったけど、全然そんなことなかったんだぜ。
『夢の扉』とか使えば良かったと思うんだが。
ハミィの夢の中に入った響達は、歌で彼女の目を覚ますことになる。
ちなみにエレンでも幸福のメロディは歌えるが、ここでハミィが歌わなくてどうする、というスタンスらしい。
世界中に響き渡る幸福のメロディ。石化された人々は次々と元に戻っていく。封印されていた音吉さんとクレッシェンドトーンも復活。
トリオ・ザ・マイナーが喜びの余りエレンに抱きついて怒られていて、ほっこりした。久々にエレンの「やかましいわ!」が聞けて嬉しい。
超弩級戦艦調べの館ごと帰還する響達。いやいや、加音町の住人に目撃されんだろ……。
帰って来た彼女達を待っていたのは大切な人達だった。準レギュラーだった人達は大体登場したか。
更に、ピーちゃんまでもが復活。白くなったというか、何か変な配色になったな……。
よく見たら可愛いとか、さり気なくディスられてますやんw
そして未来に向かってということで、最後に変身です。まさか最後の最後で変身するとは……。
これで終わりか……と思ってるところで、モジュレーションのBGMに入るのはテンション上がる。
そのまま後日談っぽいカットを入れていくとか泣けてくる。アコ、ちゃんと友達できたんだな……。
響のピアノコンサートとか胸熱。
決め台詞が「四人の組曲」から「みんなの組曲」に変わっていて、全体を総括するテーマをアピールして終了。
一応、変身したとはいえ、戦闘無しの展開をよくスポンサーが許したな。
そのままCMを挟まずに通常ED→新番組予告へ。
総評
ってなわけで、シリーズ第8作、6代目、心にハーモニー響かせる『スイートプリキュア♪』テレビシリーズ全48話+劇場版、これにてフィナーレ。
全話リアルタイム視聴達成。震災で抜けた分の補充は無し。
あんだけ盛り上がった『ハートキャッチ』の後で、一体どうなることかと思ったけど、終わってみれば凄く良いシリーズだったよな。歴代で2番目か3番目くらいに好き。
最終的に、世界の全てがひとつの組曲を構成してるんだっていう落とし所が上手かった。
そもそもプリキュア4人がすんげー可愛かった。特に響が好き。歴代でも3番目くらいに好き。俺にツリ目属性があることを気付かせくれたしな<どうでも良い
王子先輩はもうちょっと色々出番があっても良かったよな。折角、セイレーンとの絡みもあったんだし、もっと奏と一緒に王子先輩と絡んだら良かったと思うの。
ストーリーは年々複雑化してる気がする。ミューズの正体を引っ張りまくったのも面白かったよな。
しかも和音と聖歌先輩なんてフェイクキャラまで用意する周到振り。
どうせなら、もっと2人の出番があっても良かったと思うのだが。
作画は全体としては5代目より落ちたけど、バンクの出来の良さは歴代一。メンバーが増える度に変身バンクがパワーアップしていく構成が最高に格好良かった。
変身時に「ドレミファソラシド」が揃ったときの鳥肌は忘れられない。
ただし、スイートセッション・アンサンブル、てめーは駄目だ。
BGMも安心の良作揃い。モジュレーションは良い使われ方してたよな。何回聴いてもテンション上がるわ。
何回も書いてきたけど、やっぱり1回も挿入歌を使わなかったのが勿体無かったよな。折角、音楽がテーマなんだし。
幸福のメロディと不幸のメロディは挿入歌というより、BGMの範疇だしな。
もう1年経っちゃったんだよな……。もっと響達の活躍をテレビで視ていたかったって気持ちが。
まぁ、それは毎年の話なのだが。
次週からは、シリーズ第9作、7代目『スマイルプリキュア!』です。
取り敢えず序盤のストーリーは1話ずつ使って、ハッピー、サニー、ピース、マーチが登場。ビューティは初登場が6話以降確定ってことで、まんま『5』の構成で吹いた。
くどまゆは主題歌から左遷されたと思ったら、映画の主題歌担当なのか。
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:S-
エピソードリンク
・第48話「ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ!」
ノベライズリンク
・小説 スイートプリキュア♪(2016/11)
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