九罰の悪魔召喚術Ⅱ
著:折口 良乃 イラスト:戌角 柾
「悪役がいねェと始まんねェだろォが。正義の味方の活躍はよォ」
約二ヶ月四週間の積み。半年振りの新刊。タイトル「Ⅱ」は「ドゥ」と読みます。電撃で賞を取らずにデビューした人達の消滅具合は結構なものなので、打ち切りかなと思い始めた頃に二巻が登場。
表紙のアイムが可愛くて困る。
今回は九罰の親友、羽堂(はどう)が悪魔召喚者で、人々の生気を奪っているのではないかと疑われて……という話。
前回、共に闘うことになったルカは殆ど出番無しで彼女の後輩である柴燐(しば・りん)という少女と共闘することに。え、この人要るか?ただ、美少女増やしたたかっただけとしか思えん……。
かと思えば、七罪は生気を吸われて意識不明になり、ほぼ出番無しという。何でやねん。
某感想サイトに書いてあったけど、異形は転校してくるの法則が本作にも適用されてます。いやまぁ、そりゃ転校してこないと話進め難いしなぁ。
最後に、教皇が呟いていた「コドク」という言葉が気になる。これって、やっぱり蠱毒のことか?悪魔召喚者同士で殺し合わせて最強の悪魔を造り出そうとしてるとか。
ストーリー全体としては特に盛り上がりを感じなかったので切ろうかと思ったんですが、3月に3巻、そして4月に新シリーズという、よく理解らん刊行形態なんで、どーしたもんか。打ち切りが決まってんのかなぁ。それとも単に2本同時進行にするつもりなのか。
取り敢えずは様子見か……。
燃:C+ 萌:A 笑:C+ 総:B
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