学校の階段の踊り場
著:櫂末
高彰 イラスト:甘福
あまね
「ふっ、ざけんじゃねえよ!眼鏡っ子はなあ、眼鏡っ子はなあ」
「いつだって、魂で眼鏡を掛けているから眼鏡っ子なんだよ!!」
「!?」
!?
約一ヶ月二週間半の積み。五ヵ月振りの新刊。ようやく短編集キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!しかも表紙に希春姉さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
セーラー服姿ということで、八年前の姿。もしかして、表紙に登場するキャラって女性ってだけじゃなくて女子高生って縛りだったのか……?
いやしかし、短編集のタイトルは上手いと感服せざるを得ない。
口絵では希春姉さんが幸宏にベタベタになった理由が漫画で語られる。小学校低学年の頃から幸宏はタラシだったという衝撃の事実w
『女神委員会』
書きおろし。天栗浜高校の女神がどのように選定されているのか、その一端が語られる。うわぁ、変態祭りだ!
『夜明けの階段』
FBSP掲載。美冬姉さんといずみ先輩の百合が最大の注目ポイントです。読めば読むほど、いずみ先輩が本当にそっちの人に思えてくるから困る。
『プリンはどこへいった?』
FBonline掲載。生徒会役員の新キャラがわんさか出て来て、誰がプリンを多く食べたかを言い争う。
当時読んだときも思ったけど、やっぱり新キャラ多過ぎて訳理解らんw
その後の本編で顔出すのかと思ったら、別にそうでもないっていう。ただ、『女神委員会』で何人かは紹介されており、フォローがなされている。
『サンタ同盟』
FBonline掲載。神庭四姉妹と幸宏の八年前のエピソード。何だかんだで、こなっちゃん先生はグレている間も優しかったんじゃね?という話。
まぁ、それよりもロリロリな美冬姉さんに注目が集まることと思いますが(ぇ
『盂蘭盆会(うらぼんえ)』
書き下ろし。夏休みに田舎へと帰省する神庭家の人々。そこで幸宏は両親の思い出に触れる。
こういう本編を補完するエピソードは良いな。本編はやっぱり階段部の活動がメインになっちゃうからなぁ。
白いワンピースが水に濡れて透けたり、浴衣姿で幸宏と手を繋いだりと美冬姉さんが実にヒロインらしくて(・∀・)イイ!
でもメインヒロインは九重元部長なんだよなぁ。
そういうわけで、短編集でした。全く出番の無かった九重元部長、刈谷、三枝って一体……(´・ω・`)
こういう補完的な短編集ならもう一冊くらい読みたいな。
次は本編十巻。いよいよ最終巻だそうです。表紙は当然九重元部長だろうな。
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
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